私のことを愛してくれている人たちへ
【私のことを愛してくれている人たちへ】
ついに46歳になりました。
私とfacbookやSNSで繋がっている人は、思えば10年以上、私が20代の頃からの人々が多いです。
だから、誰かが子供を産んだり、育てたりしている様子を、まるで自分の事のように嬉しく思っています。
私のことを愛してくれている人たちへ
私は高校生の頃、エキセントリックな性格や髪型などをしていた為、担任の教師から
「お前は30代までに殺されているか、大物になっているか、だな」
と言われました。
しかし、30代を過ぎ、40代後半になっても大物にはなっていないし、殺されてもいません。
とは言え、この年齢は私の父だったら、私が進学していた頃だったと思います。
54歳で父は亡くなるので『晩年』と言っても良いでしょう。
しかし、父のように10億円の金を動かしたりする事もないけれども、女房をフルボッコにしたり、浮気相手が居ない時間が1秒もない、とか、派手に発狂したり、職業は街金融だったのですが、脅迫的な取り立てを行う、と言った事もありません。
そう言う意味では父親よりはマシなのかも知れません。
黒木家で、私が一番、大人しく、一番、乙女心を持っているのは、父へのアンチテーゼなのかも知れません。
今年の誕生日は『やったことがない事をやっていみよう』と思い、住処のお祭りで『お神輿』を担いでみました。
「二度とやりたくないな」
と思うほど体力的にキツかったのですが(コロナの後遺症で体力低下があり、体力が戻っていない、って言う理由もあり)やはり、楽しかったし、不思議な感じでした。
今日は町内を一周するだけだったのですが、汗が滝のように出て、ビール3杯と、食事(地元の地主が奢る)。
私は身長160cmなので担ぐ、と言うよりは『居る』と言う感じで担ぐには、身長が15cmほど足りない、と言う塩梅だったのですがキツかった。
でも不思議でした。
普段、歩いている町内が全く違う風景に見えました。
歩いて5分くらいの処なのに、随分と遠くに来た感じがしました。
『非日常』
と言う感じとでも言いましょうか。
素晴らしい体験でした。
私のことを愛してくれている人たちへ。
皆様も日常を夫々の日常を送っていると思います。
でも、時には非日常も楽しんで下さい。
使っていない楽器を弄ってみて下さい。
古い日記を読んでみて下さい。
近所の野良猫に優しくして下さい。
聴いていないCDを聴いてみて下さい。
買ったけど、読んでない本を、数行でも良いので読んでみて下さい。
下を向いて歩いている人は、夜空を見上げて下さい。
仕事が辛い人は「コロナに感染しました」とか言って、休んじゃって下さい。
育児をしている人は、たまには休んで下さい。あなたは毎日、十分すぎるほど愛を注いでいるのですから。
重荷を背負う人。私に電話でも良いので話してください。少しは軽くなると思います。
私のことを愛してくれている人たちへ。
面倒臭い奴ですが、今後共、宜しくお願い致します。
コロナ後遺症が終わったら、自主企画を再開したいと思っています。
まずは楽器が吹けない状態かから何とかしなくてはなりませんから、今年一杯は厳しいかもしれませんが。
私のことを愛してくれている人たちへ、良い音楽を届けていきたいと思っています。
宜しくお願い致します。
2023年9月17日
KO.DO.NA(黒木 一隆)