連載Vol.８ 前野町子ども食堂 わくわくランド

みなさん、こんにちは。松永毅です。
本当に時間が経つのって早いですね…。こどもしょくどう広め隊長に任命されて一ヶ月が経ちました。そして、映画「こどもしょくどう」公開まで残り7週間です！
まだまだ自分にできる事があるはず。もっと「こどもしょくどう」の事を知ってもらうよう頑張っていきたいと思います。

連載８回目。
今回お伺いしたのは、東武東上線ときわ台駅から徒歩10分のところにある【前野町子ども食堂 わくわくランド】。

代表の千葉よりこさんにお話を伺うことが出来ました。千葉さんは普段デイサービスを経営しており、月に２回子ども食堂を開催しています。
千葉さん自身、子どものころ１人で食事を取ることが多く、寂しい思いをしていたそうです。自分と同じような思いをしてほしくない。何か自分にできることがないか…と考えていた時、テレビで子ども食堂のことを知り、３年前に子ども食堂をオープンしました。
千葉さんは、「今の世の中、経済的な貧困よりも心の貧困の子ども達が多い。わたし達に出来る事は限られていて、温かくて美味しいご飯を提供する事で笑顔になってくれれば…。そう願いつつ、将来この子ども食堂に来ている子の中から総理大臣が誕生してくれたら。」と笑いながらお話してくれました。

食に対してとことんこだわっているという千葉さん。前日から仕込みを行い、丁寧に仕上げているそうです。そんなわくわくランドさんのメニューがこちら！

○お肉たっぷりカレーライス
○にんじんサラダ
○青菜のバター炒め
○お味噌汁

大量の玉ねぎをアメ色になるまでじっくりと炒め、にんにく、しょうがなどなど、たくさんの野菜を使った絶品のカレーライス。
にんじんサラダには、オレンジ果汁ベースの手作りドレッシングを使用。
青菜のバター炒めや、お味噌汁などに入っている野菜は、新鮮な良い素材を使っているそうです。

カレーは特に子ども達に人気ですよね。
どの子もみんな勢いよく美味しそうに食べていました。僕も大盛りにしてくれたカレーライスをぺろりといただきました。
こちらの食事代は、子どもは無料。大人は300円でした。

毎回、食事の後はしばらくみなさんの様子をみているのですが、1人1人の顔をみて会話している千葉さんの幸せそうな顔が本当印象的でした。千葉さんとお話ししていると、なんだか自然と笑みが溢れるんですよね。すごくエネルギッシュな方だなって思いました。

そんな素敵な千葉さんの
【前野町子ども食堂 わくわくランド】はこちら。

そう言えば、これまで子ども食堂を回らせて頂いて、一つ感じたことがありました。
大きなテーブルを何組かのご家族で囲って食事をするのってすごく楽しいのですが、初めて来られたご家族の中には輪に入りづらい方もいるようです。
次にそういう場面に遭遇したら、僕から積極的に声をかけて一緒のテーブルでご飯を食べたいですね。

【次回予告】

北品川駅から徒歩5分の所にある【北品川 クロモン子ども食堂】さんをレポートします！
普段は古民家カフェを営んでいるという”うーさん”ことオーナーの薄葉さん。本当、愛情溢れる方です。
次回の連載も是非見てください。よろしくお願いします！

松永毅

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