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もっと好きな本の好きなところを書いてもらうために……(投票用紙リニューアルのお話)

こんにちは。
こどもの本総選挙事務局の岡本です。

今更ではありますが、こどもの本総選挙は全国のこどもたちからの投票で成立しています。そして、その投票のほとんどは、紙の投票用紙に好きな本を記入してもらうという形になっています(その他に公式サイト経由のWEB投票などがあります)。
今日は、その「投票用紙」について、少し紹介させていただきます。

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こちらが第3回こどもの本総選挙の投票用紙です!

3行じゃ書ききれない!そんなこどもたちの声が聞こえてきてしまった

前回まで、こどもの本総選挙の投票用紙は、官製はがきと同じサイズにしていました。これは郵送での投票を受け付けていたためですが、小学生、特に低学年のこどもたちがなにかを書くには、かなり小さい用紙でした。

なかでも、投票した本に対して、その本を選んだ理由を記入する欄は、紙幅の都合3行分しか確保できていませんでした。大きな字で丁寧に書く子ほど、書きたいことが書けなかったのです。実際に寄せられた投票の中には、3行というスペースをうまく使いこなし、思いのたけを書き込んでくれるこどもたちもたくさんいました。

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集英社刊『星の王子さま』に投票した子が、実際に書いたコメント

なんと、2行目の段をさらに2つに分けて、実質4行として書いてくれています。他にも3行×2で6行分書く子もいれば、欄外に飛び出してまで好きな理由を書く子もいます。とにかくこのスペースは、好きな本の好きなところを書くには狭すぎたのです!

脱はがきサイズ!投票用紙を大きくしちゃいました

…というわけで、今回から使用することになった投票用紙がこちらです。

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左が第3回の投票用紙の裏面です!

今までのものと比べてもそのサイズの違いがわかりますよね・・・?ほぼ2枚分の大きさにリニューアルしました。第3回では郵送での投票受付をしないことになったこともあり、投票用紙のサイズを官製はがきのサイズにこだわる必要がなくなったのです。投票の方法は減ってしまいましたが、投票用紙に関して言えば少しではありますが、よりこどもたちが書きやすくなる形にリニューアルをすることができました!

こどもの本総選挙の投票はまだまだ始まったばかりです。
実際にどんな投票が寄せられるのか、私たちもまだ全く想像がついていません。どんな本が選ばれていくのかも気になりますが、それと同じぐらい、大きくなった投票用紙にこどもたちがどんなことを書いてきてくれるのか…それが本当に楽しみです。

投票の締切は2021年9月10日(金)です。それまでに前回以上にたくさんのこどもたちが参加してほしいなと思っています。

投票はこちらから↓


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