【読書記録】一瞬で人生を変えるお金の秘密 happy money
お金を気持ちよく支払い、気持ちよく受けとることができていますか？
私の話
この本の著者は、本田健さん。
私は昔この方のセミナーに行ったことがある。
まだ、顔出しをしていない頃だった。
どんな方だろう……と思ったら、ふくよかなおじさまだった。
思ってたんとちがーうってなったけど、彼が豊かなのは間違いない。
逆にいえば、私の中のルッキズムに気づかせてくれた方。
誰かが言っていた。容姿端麗な人の言うことは説得力があると。あながち間違いはない。同じことを言っていてもあっちの人のいう事なら素直に聞けるってことがある。人は簡単に騙される。
ただ、人を見た目で判断してはならない。
本田健さんのファンは老若男女のバランスがとてもいいらしい。
それすらも、戦略的だから驚きだ。知的好奇心をくすぐられる。
本には29歳で子育てセミリタイヤを経験したと書いてあった。
正直、うらやましかった。それができるのが。
ただ、それは私の人生ではない。今の私は専業主婦になって早3年。
そんなにお金はもっていないが、happy moneyが何か、だんだんわかってきた気がする。だって、私は運がいい。この本に出てきている日本一の投資家だった竹田和平さんにもお会いしたことがあるし、金貨も頂いた。セミナーに行った人との偶然の出会いもおもしろい。大丈夫、私の人生何とかなる。
そういうのって、自分で気持ちを整えたからそう思えるんだよ。
お金と感情
お金をエネルギーとして捉えてみると、
人の感情と密接に結びついていることに気づく。
人の感情には、幸せと不幸があるならば、
お金にだって、幸せなお金と不幸なお金があるのだ。
では、幸せなお金ってなんだろう？
happy moneyってなんだろう？
答えは１つではない。
そして、その答えは自分の心を整えることでしか得られない。
心を整えたいのに、自分で自分の感情に気づかないことがある。
本田健さんは、沢山の人を見てきた中でお金とどんな感情が結び付いているのか、代表例を10個に分けてくれた。
自分のお金に対する感情をチェックする
① 不安と怖れ（失敗はしたくない）
② 怒りと恨み（ズルイ！傷ついた）
③ 悲しみと後悔（どーせ、私には無理）
④ 憎しみと絶望（許せない！そんなのできっこない）
⑤ 優越感と劣等感（あいつに勝った！下には下がいる。ダメな自分だ）
⑥ 罪悪感と羞恥心（私だけこんなに幸せでいいの？こんな生活は恥）
⑦ 何も感じない・無感覚（心躍らせるの疲れる）
⑧ ワクワク感と喜び（わーい！ラッキー）
⑨ 感謝と愛情（私のために手間暇かけてくれたなんて！ありがたい）
⑩ 幸せ（未来は不安ではない。十分ある。今ここが大切。信頼してる）
上記の10個を眺めていると、ポジティブとネガティブなものがある。
それがそのまま幸せと不幸なんて考えたら浅はかだ。
例えば、①不安と怖れ。
・あぁ、来月の家賃を払えるか不安だ……。
・もうすぐ受験だわ。うちの子いくつ受けるのかしら、滑り止めの数だけ入金しなきゃ……。
なんてことがあったとしよう。両者とも不安だ。しかし、来月の話なんて誰にもわからない。来月の家賃は、もしかしたら宝くじが当たりそんなこと心配する必要がなくなるかもしれない。受験だって、推薦をもらって滑り止めなんて無駄な不安だったとなるかもしれない。そうなったらきっと⑨感謝と愛情がうまれるだろう。不安が消えて⑩幸せを感じるだろう。
逆に、返済困難で少し大家さんに頼み込み先延ばしにしてもらう場合もあるだろう。受験に全部落ちて浪人になることもありうる。そしたら④憎しみと絶望だったり、⑥罪悪感と羞恥心がでてくるかもしれない。より深いネガティブな感情がおそってくるだろう。この時は。
何が言いたいのか？
それは、感情は揺れるということだ。
人の感情はそこでとどまらない。時間が経つにつれて変化をするのだ。
それなのに、人間は感情を思い出として記憶してしまう。
それをそのまま大切に大切に未来へ引き継ぐのだ。
たとえ引き継がなくてもよいものまでも。そこに気づかない人が多い。
だからまず感情を10個上げて、見える化したのだ。
自分で感情に気づけば、一旦冷静になれる。冷静になった時こそ、お金とゆっくり向き合える。今、不安だとしてもそんなのすぐに転換できる。
ここが整えるというフェーズだ。（まぁ、書いてみればわかるよ）
お金に対しての感情を整える
なぜ、こんなにもお金に関して心が揺れてしまうのか。
感情が伴うのか。
それは、現代においてお金は衣・食・住・医・教など生活の中の全ての分野に密接に関わっているからだ。生きるために必要だからだ。
逆に言えば、お金がないと命の危険にさらされるということだ。
命の危険を感じた時に人は２つの行動をとりがちらしい。
①逃げる
②戦う
ゲームのコマンドのようだが、別にこの2択を選ばなくてもいい。
人間は賢いのだ。感情に振り回されず、冷静に考えることだって可能だ。
もっと視野を広げると、時代の変化が見えてくる。
大切な事を少しずつ知って、自分を少しずつ変化させていく。
お金も時代に合わせて変化してきている。
不動産から金へ、そして仮想通貨へとシフトしている。
この波に乗らなくても自然と社会が変化していく。
みんな、だんだんシフトせざるをえなくなるだろう。
変化の大きい時代に生きていると、時代の波に揺らされ心も揺れる。
だからこそ、サウナで整えようとか、片付けで整えようとか、書いて整えようとかいろいろな手法が出てくるのだと思う。
（いつの間にか、私もそれに踊らされている）
本田健さんはマネーゲームから抜け出して、happy moneyの流れを作る方法を５つのステップで紹介してくれていた。
happy moneyの流れを作る５つのステップ
① 欠乏意識を手放す
② 許して、お金にまつわる心の傷を癒す
③ 自分の才能に気づいて流れにのる
④ 人生を信頼する
⑤ いつも感謝「ありがとう」
これを自分の人生の中で意識すると、いい流れにのれるらしい。
①世界は豊かだと思い込み
②親から受け継いだ、いらない感情をよしよしして認め
③私っぽく人生を歩みながら時に社会貢献して
④世界の中心は私であり、あなたであるということを心にとめ
⑤いつも「みんな、大好き！ありがとう！」エネルギーを振りまく
って感じかな。私なりに解釈すると。
今回私はお金と感情の話を中心にメモしたが、本書には、お金のIQ（稼ぐ・使う・守る・増やす）にも簡単に触れていたり、お金の流れについても書かれている。興味のある方は、読んでみると自分なりの気づきがあるはずだ。
書いてまとめて気づいたこと。
私の今は、人の感情に興味があるようだ。お金よりも人情に。
自分の感情も見て遊ぶ。
なるほど、こういう時にこう感じるのかって。
そういう遊びを楽しんでる。こうやって読書をしながら。
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