前代未聞。それに命の時間を削ってくれるなんて!嫌われる勇気でしかない。
そんなこと「なぜ、書くの?」
誰もがそう思うだろう。
それでも、落とした「あなたの」ために書いてくれた。
あなたは、中間選考に落ちました
普通、この連絡はそもそもこない。
普通、コンテストに落選した人たちのための無料赤ペン先生なんてやらない。時間の無駄だよ。労力がかかりすぎる。今の時代コスパが悪い。
普通、駄文になんて興味ない。サラっと選考するのがお仕事なのだ。
普通、上手で愛があってわかりやすい文章しか興味ないから。
それなのに、ジャスミンさんとその発言を許してくれ責任をとる上司の藤原さんの優しさったら、もう泣けてくるよ。
自分が誰かを落とす中で、客観的な目をもつことの大事さを気づかされたからこそ、「あなた」にも気づいてもらいたかった。
これをきっかけに「あなたの」物書きとしてレベルアップをしてくれ!ってメッセージが伝わってくるんだよ。
いや、長いよ。正直、読むのが怖かったよ。でも、傷つくことはなかった。
本音で人は傷つかない。
傷つくのは、自分が心の奥で気づいているけど、できていないことだ。嘘をついている自分が見えるからこそ、深く傷つく。
その後の反応は、人それぞれで、そこで激怒する人もいるだろう。真実は言わないでほしかった。できれば、隠しておいてほしかった!って。そして人に当たるのだ。防衛反応だから仕方ない。でも、それはその人の問題だ。
私の場合は、逆に燃えた(笑)種火に火をつけられてしまった。この火がこの記事に乗り移って「あなたの」目に焼き付かないように注意しよう。
それこそが、私の課題だから。
センシティブの問題を取り扱う注意点。生い立ちの羅列は、「はじめまして」の人は見たくないのだ。特に、私のようなちょっと変わったやつは。聞かされたら、ウってなる。病気も、宗教もタブーだ。
人は、反応できないものに出会った時に、悲しくなる。拒否反応が出る。不快感を感じるのだ。それが、暴力的だという。そこに自覚的になること!
何か、人と違った体験をしてもがけばもがくほど、内にこもって黙り込む。その反動で、そこに共感してもらったり、だた聞いてくれる人に出会ってしまった時に、人は極端に饒舌になってしまう。これだ。これが、うざいんだ。そこまで、人の話に耳を傾ける人は世の中に少ないのだ。
傾聴は、スキルなんだ。読解力も、同じこと。
私が落とされた記事は……
生い立ちを書きすぎだ。
そして、タイトルがダサい(笑)
そもそも、「なぜ、書くのか?」をテーマにしているからこそ、そのままタイトルに持ってきた記事は、容赦なく落とされている。Web記事は、タイトルが命。クリック率を上げるために、ここは練らねばならないらしい。
あと、読みにくい。もっと簡潔に言えただろうという箇所も沢山ある。
なにせ、読者はあなたなんて「知らんがな」だから。
1分で話せるように凝縮しなければならない。それで、十分だ。
選考者目線での気づきをここにメモ
読み手はね、この記事を読むことでメリットが欲しいんだよ。
クスって笑えたり、ほぅ!って発見があったり、あるある!って思えたり。
ホッって癒されたり、うるうるってきたり、スッキリしたり。
そんな記事、「あなた」は書けていますか?
私は、できていない。
眠そうにつぶった目を、無理やり開かせてくれてありがとう。
参加したことに意義がある。
参加しなかった人にも学びがある。
すごいな、この企画。みんなが主役になって気づきがうまれている。
あの記事の中のコメントたちも物書きを目指す人は、読んだ方がいい。
のほほんとした心が、ピシャン!ってなった。
この体験こそが、価値なんだ。
本当に、命の時間を削って書いてくれてありがとうございました。
「あなたの」勇気ある行動に、感謝を。