五色の短冊とは
今日は七夕。
みなさんは、どんなお願いごとをしますか?
実は、そのお願いごとを書く短冊の色に意味があるんですって。
私はそんなこと、はっきり言って全く覚えていなかったので、過去の自分の記事を読んで復習することにしました。
お願いごとは5つのジャンルがあるそうです。
せっかく願いごとをするなら、色にあった願いにしておきたくないですか?
では、お手持ちの短冊を目の前に用意しましょう。(いや、ないから)
そうですよね。
普通は、お手持ちの短冊なんてないですよね……。失礼しました。
じゃあ、頭の中のイメージでもいいです。
今日は7月7日。すでに2024年から半年たちました。189日です。
さて、年始に立てたあなたの目標は達成していますか?
まだの方は、白い紙ならお家にあるはずなのでそれを短冊代わりにしましょう。さぁ、願いごとをどうぞ。
それぞれに日常があります。
それぞれに夢があるでしょう。たとえなくても日常の業務があるでしょう。
責任を背負っているあなたは素晴らしいです。
何もなくてのほほんとしている私はちょっぴり居心地が悪くなります。
だったら、何か貢献すれば?という目が痛いのです。
私には、私にできることをすればいいのです。
お家の太陽になって、毎日家庭を守るのも、私の大事な役目です。
みんなを笑わせるのも私の大事な役目です。難しいことは何もないです。
そう、自分に言い聞かせました。
さぁ、次の緑の願いは人のことを想う気持ちをのせてみます。
親子愛はすばらしいと描かれることが多いけれど、実際は日常のちょっとしたことにイライラしたり、分かり合えなかったりします。
そういうものです。実際は。現実は。
家族ですらそうなんだから、社会はもっと難しいでしょう。
そもそも、分かり合うという土台に立つことすら難しい関係だってあります。それでも、人間とは、「人と人との間に成り立つ社会を形成する動物」だから、その関係は一生つきまといます。
自分にできることなんて、人格とやらを磨いて何事にも対応できるようにするだけです。お互い依存せずに助け合う。自立して協力するのです。
こんな関係は理想でしょう。人間関係は、正直めんどくさいもの。
こんな私もずっと1人でお家にいるのが大好きなのです。
それでも、人間関係の黄色い短冊に願いを書くとしたら?
人の足を引っ張るんじゃなくて、相手の立場を想像できる人。
誰にだって、難しいものです。エスパーじゃないんだからそんなのわかりっこないです。それでも、願わずにはいられないのが平和な世界。
優しい世界。
我慢はせずに、お互いのためになる事を選べるような賢さがいります。
最後の短冊は紫色。「学び」です。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言がありました。
歴史にそんなに興味がない人でも、大まかな世界の流れぐらいは知っておくといい。それを知ることでこれからの判断の材料になります。
知るときには、教えてくれた相手に敬意を払うことをわすれないようにするのが私自身への忠告です。
その中には、泣けるほど痛い個人の歴史も沢山入っているのだから。
すでに膨大な情報は、人間には消化しきれるものではありません。
知ることのリスクもあります。知らなかった頃の自分には戻れません。無邪気なだけではいられなくなってしまいます。
それでも、勝手に変えられていく法律やその仕組み、世の中のどこに落とし穴があるかをじっくり考えることはできます。
学び続けること。どこがソースかも見ておくこと。鵜呑みにしないこと。
最後の責任は自分で負うこと。
とはいっても、こんなのただの願いごとですから。
七夕の短冊なんてそこまで考えなくてもいいものです。
気楽に、願っちゃえばいいのです。叶ったらいいなぁ~ぐらいで。
さぁ、今日という一日を楽しく過ごしましょう。
ちなみに、私が働いていたときの保育園で一番多かった子どもたちの願いごとは「○○のおもちゃをください!」でした(笑)
織姫と彦星がサンタ扱い!?
親御さんたちからは、「家族みんなが健康でありますように」でした。