【読書記録】7つの習慣④Win-Winを考える
人の悩みのほとんどが、人間関係によるものだという。
親子関係から始まり、恋人、上司と部下、近所づきあい、嫁姑etc.
その中で、勝つか負けるかと捉えるのではなく、どっちもそれでよかったねと満足いく解決策が見つかったら悩みはなくなるのだ。
あぁ、これっておそらく自分の中にあるであろう闇を乗り越えた人でないと対応できないやつじゃないだろうか?相手の気持ちは相手にしかわからないけれど、相手が自分の気持ちに鈍感な人だったらかなり大変だろう。人は、知られたくないものを隠したり、うまく取り繕って心を守るから。無意識に。防衛本能を発揮している相手とは、本音で語れない。Win‐Winどころの話じゃなくなる。
それでも相手に寄り添い続けていくプロセスがあれば、やがて相手に信頼されて相手の心の信頼口座に大きな預け入れができる。ここをめんどくさがってやらないといつまでたっても相手といい関係は築けない。
実行協定とは、5つの要素をはっきり決めておくことだ。
①望む結果
②ガイドライン
③リソース
④アカウンタビリティ
⑤評価結果
この5つが明確だと、相互依存への努力に向けて行動できるそうだ。
この5つ、どこかで見たことがある。
そうだった。昨日書いた記事にデリゲーションってあったわ。同じだ。
信頼してお任せするときのチェックリストみたいなものなのだ。
ちょっと、日本語としてなじみがないから変えようかな……。
子どもにも分かりやすくすると?
ちなみに、⑤のご褒美内容には4種類あるという。
評価の結果(ご褒美)
①金銭的結果(お金)
②心理的な結果(安心感、褒められる、満足感、達成感)
③機会(次はぼくがゲームできる番だ!ぼくが1位だ!出会いがあった!)
④責任(私に選択できる権利があるのね。)
確かに、人によって欲しい結果は異なるだろう。その人が求めるものが分かっていれば、揉めごとにはならず物事が早く進む。
多くの場合、問題があるのは人ではなくシステムの方だ。
ヒューマンエラーではなく、システムエラー。このシステムの中に上記の5つの要素を網羅することが大事なのだ。
もはや第4章となってくると、みんな人格磨けよ!ゾーンに入ってくる。ここらで脱落していく者も多いはずだ。それでも私は読み進めていこう。
やはり、今日も実践ワークか。
①近い将来に、人が関わる決断または、交渉がありそうな状況を思い浮かべよう。そこで、勇気と思いやりのバランスをとることを心に決めよう。
②生活の中でWin-Winを実践するために、取り除くべき障害をリストアップする。自分ができることは?
③あなたの人間関係でWin-Winの協定を結びたいと思う人を1人選び、その人の立場に立ってどんな結果を望んでいるのかを考え書き留める。次に、自分の立場から望む結果をリストアップする。そして、その人にお互いのためになる解決策が見つかるまで話し合うつもりがあるかどうか聞いてみよう。
……。そんな人、今はいないんだけどな。
④人生において大切な人間関係を3つ選ぶ。彼らとの信頼口座にどれくらいの残高があるだろうか?それを増やすにはどのような預け入れをすればいいのか、アイデアを書き出してみよう。
……。どうしよう。はじめましてが一番楽しくてワクワクする私。
信頼残高0の状態で出会って、±0ぐらいでそのままお別れしてる。熟成されて、あとから連絡くる人もたまにいる。それでいいんだけどな。ダメかな?
⑤あなたがこれまで持っていた脚本がどのようなものか、深く考えてみる。それは、あなたの人間関係にどのような影響を与えているだろうか。今の状況に相応しい脚本かどうかを考えよう。
⑥困難な状況にあっても、お互いのためになる結果を本気で探そうとしている人を手本にする。その人を見習うことで、Win‐Winの考え方を身につけられるようにしよう。
きっと、経営者さんたちかな。元気になる言葉とか、沢山のピンチを乗り越えてきた話は勇気をもらえるから、引き続きウォッチングだ。