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【読書記録】7つの習慣④Win-Winを考える

Win-Winとは、決してテクニックではない。人間関係の総合的な哲学である。人間関係の六つのパラダイムの一つである。そしてWin-Winの他に、「Win-Lose」「Lose‐Win」「Lose-Lose」「Win」「Win-Win or No Deal」のパラダイムがある。

7つの習慣 p288
一番効果的なのはどれか?答えは「ケース・バイ・ケース」。どれもあり!


人の悩みのほとんどが、人間関係によるものだという。
親子関係から始まり、恋人、上司と部下、近所づきあい、嫁姑etc.
その中で、勝つか負けるかと捉えるのではなく、どっちもそれでよかったねと満足いく解決策が見つかったら悩みはなくなるのだ。

「Win-Winを考える」は、人間関係におけるリーダーシップの習慣である。

Win-Winの原則は、互いに関連し合う五つの側面でできている。まず、人格があって、それによって人間関係が築かれ、そこで協定ができる。合意に至るまでの流れを円滑に進めるためには、Win‐Winに基づく構造システムが要る。さらに、プロセスも重要だ。

7つの習慣 p306
いい人は、モテる。

Win-Loseのタイプの人とぶつかったときこそ、Win-Winの本領が試される。どんな状況のときでもWin-Winを達成するのはそう簡単なことではない。深く根づいた問題やお互いの根本的な違いを乗り越えなければならないのだから、簡単にすむ話ではないのは当然だ。

7つの習慣 p315

あぁ、これっておそらく自分の中にあるであろう闇を乗り越えた人でないと対応できないやつじゃないだろうか?相手の気持ちは相手にしかわからないけれど、相手が自分の気持ちに鈍感な人だったらかなり大変だろう。人は、知られたくないものを隠したり、うまく取り繕って心を守るから。無意識に。防衛本能を発揮している相手とは、本音で語れない。Win‐Winどころの話じゃなくなる。

それでも相手に寄り添い続けていくプロセスがあれば、やがて相手に信頼されて相手の心の信頼口座に大きな預け入れができる。ここをめんどくさがってやらないといつまでたっても相手といい関係は築けない。

家庭の場合であれば、親は子ども同士が競争するのではなく、協力するような環境をつくることができる。たとえば家庭でボウリングに行くこと一つとっても、家族全員のスコアの合計が何回を超えることを目標にして楽しめるだろう。Win-Win実行協定で家事を分担すれば、親は子どもにいちいち指図する精神的ストレスから解放されるし、自分にしかできないことをする時間もできる。

7つの習慣 p332

実行協定とは、5つの要素をはっきり決めておくことだ。
①望む結果
②ガイドライン
③リソース
④アカウンタビリティ
⑤評価結果
この5つが明確だと、相互依存への努力に向けて行動できるそうだ。
この5つ、どこかで見たことがある。

あ、昨日書いた記事にあったわ。

そうだった。昨日書いた記事にデリゲーションってあったわ。同じだ。
信頼してお任せするときのチェックリストみたいなものなのだ。
ちょっと、日本語としてなじみがないから変えようかな……。
子どもにも分かりやすくすると?

きっと、こういうことだ。これなら親子にも使えるぞ。

ちなみに、⑤のご褒美内容には4種類あるという。
評価の結果(ご褒美)
①金銭的結果(お金)
②心理的な結果(安心感、褒められる、満足感、達成感)
③機会(次はぼくがゲームできる番だ!ぼくが1位だ!出会いがあった!)
④責任(私に選択できる権利があるのね。)
確かに、人によって欲しい結果は異なるだろう。その人が求めるものが分かっていれば、揉めごとにはならず物事が早く進む。

多くの場合、問題があるのは人ではなくシステムの方だ。
ヒューマンエラーではなく、システムエラー。このシステムの中に上記の5つの要素を網羅することが大事なのだ。

Win-Winとは、ガイドラインとリソースをはっきり決め、その範囲内で具体的な結果を達成する責任を個人にもたせる考え方である。任せられた人は、自分で仕事を進め、成果を自分で評価し、報告する。最初に決めたとおりにできた場合に得られるもの、できなかった場合に失うものは、自分自身の行動の当然の結果なのである。

7つの習慣 p332

もはや第4章となってくると、みんな人格磨けよ!ゾーンに入ってくる。ここらで脱落していく者も多いはずだ。それでも私は読み進めていこう。
やはり、今日も実践ワークか。

①近い将来に、人が関わる決断または、交渉がありそうな状況を思い浮かべよう。そこで、勇気と思いやりのバランスをとることを心に決めよう。

2人で1つの心持ち

②生活の中でWin-Winを実践するために、取り除くべき障害をリストアップする。自分ができることは?

日頃の「めんどくせー!」を取り除く。理想と現実のGAP

③あなたの人間関係でWin-Winの協定を結びたいと思う人を1人選び、その人の立場に立ってどんな結果を望んでいるのかを考え書き留める。次に、自分の立場から望む結果をリストアップする。そして、その人にお互いのためになる解決策が見つかるまで話し合うつもりがあるかどうか聞いてみよう。

……。そんな人、今はいないんだけどな。

④人生において大切な人間関係を3つ選ぶ。彼らとの信頼口座にどれくらいの残高があるだろうか?それを増やすにはどのような預け入れをすればいいのか、アイデアを書き出してみよう。

……。どうしよう。はじめましてが一番楽しくてワクワクする私。
信頼残高0の状態で出会って、±0ぐらいでそのままお別れしてる。熟成されて、あとから連絡くる人もたまにいる。それでいいんだけどな。ダメかな?

⑤あなたがこれまで持っていた脚本がどのようなものか、深く考えてみる。それは、あなたの人間関係にどのような影響を与えているだろうか。今の状況に相応しい脚本かどうかを考えよう。

幼少期、ちょっと大変だったがまぁまぁいい感じで人生の脚本が進んでる気がするぞ。

⑥困難な状況にあっても、お互いのためになる結果を本気で探そうとしている人を手本にする。その人を見習うことで、Win‐Winの考え方を身につけられるようにしよう。

きっと、経営者さんたちかな。元気になる言葉とか、沢山のピンチを乗り越えてきた話は勇気をもらえるから、引き続きウォッチングだ。



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