【読書記録】⑦刃を研ぐ
第7の習慣 刃を研ぐ
肉体は、運動・栄養・ストレス管理、
精神は、価値観の明確化と決意・学習・瞑想、
知性は、読書・視覚化・計画立案・執筆、
社会・情緒は、奉仕・共感・シナジー・内面の安定
などが含まれる。
これらは第3の習慣の優先事項で言うならば、第Ⅱ領域にあたる。
日々の仕事や生活に忙殺されていてはできない分野だ。
だからこそ、第1の習慣の主体的であらねば達成できない。
肉体的側面
すごく当たり前のことを言われている。
精神的側面
こういうのを見つけるのは簡単だ。
子どもの頃に、つい夢中になって遊んだものにヒントがある。
今は、多様性と言われるが大まかな傾向として男の子はブロックなどの構築遊びや鬼ごっこなどの競争要素が入ったりゲーム性の強い遊びに夢中になっている。逆に女の子はままごとやお店屋さんごっこなど家族の再現遊びが中心だったり、お絵かきや折り紙などで、小さくてかわいいものを作るのに夢中になっていた。あくまで傾向だ。
ただ、この傾向は大人になっても変わらない事が多い。
次に本屋を見てみよう。男性向けの雑誌はプログラミングやゲーム攻略が多いだろう。子どもと違うのは成人雑誌系ジャンルが増えていることか。いやよく思い出すと先生の胸を触ってくる男子もいるか。
女性向けの雑誌は、ジャンルが広い。生活実用が中心だから洋服、料理、メイク、お金、恋愛などジャンルにわたると多岐にわたっている。やはり身近な生活が中心である。あとは、小物。小さくてかわいいものはずっと人気。
子どもの頃、あなたが好きなものは何だっただろうか?
それは今でも好きではないだろうか?
夢中になれる1つのもの。ここからすべてスタートだ。
自分の興味のタネをきちんと知っていること。
日々の忙しい生活の中に、少しでも自分の興味のタネを育てる時間を入れることが、精神衛生上大切なのである。
知的側面
この本では、優れた文学を読むとか文章を書くことをすすめていた。
ただ、この7つの習慣は2013年に初版発行とある。翻訳本だから実際はもっと前に発行されているはずだ。あの当時、ChatGPTなんてないはずだ。
こういう知的側面は、もう人間はAIには敵わない。だったら使いこなすしかない。こういうものこそ、堂々と手伝ってもらおう。
知性を磨く方法を10個おしえて?ってChatGPTに聞いてみた。
他にも、オーディオブックとか対話型学習とかゲームやパズル、体験型学習なんてものも出てきた。
そう、今は自分でアイデア出しをしなくてもいろいろなヒントを教えてくれるツールが沢山ある。
そこから自分は選んでやってみるだけだ。
合わなければサッサっと見切りをつければいい。
自分の未来のために読書の時間や学びの時間をとってあげるのは、未来の自分からとても感謝されることだろう。「昔の自分よ、よくやった!」と。
社会・情緒的側面
おっ!これは朗報。
普段の生活の中で十分らしいです。
(まぁ、もともといい人で心に余裕のある方との条件付きでしたが)
つまり7つの習慣をマスターしている方ですね。
いるのか……そんな人は。
自分を愛し、他者と調和して生きるなら、その地図が広がって見えてくる。
でも、誰かに支配されて、自分を偽り我慢し続けて他者と対立して生きるのならそういう地図しか見えてこない。そんな感じだろうか。
あなたが、どういう地図の上を生きるのか。
そんなことを問われている。
地図の上で、あとはその領域を学び、決意し、実行し続けるのみだ。
それが、よりよく生きるということ。
やっと、終わりが見えてきた。
長かった。7つの習慣。
ここで終わりのはずなのに、まだ紙が続いている。
ワークの先に質疑応答まで収録されているとは恐るべし7つの習慣。
とりあえず、恒例のワークから。
①肉体を健康的な状態に維持する活動をリストアップしてみる。自分のライフスタイルに合っていて、楽しみながら長く続けれられる活動を考えてみよう。
②来週のスケジュール表に自分を高めるための目標として書き込んでおく。週末に自己評価してみる。目標達成できなかったら、それはなぜかを考える。
③精神的側面と知的側面についても、同じように再新再生の活動リストをつくってみる。社会・情緒的側面では、改善したい人間関係や、公的成功においてより大きな効果性をもたらす具体的な状況をリストアップしてみる。
それぞれ1週間の目標を選び、実行し、自己評価する。
④毎週、4つの側面それぞれについて「刃を研ぐ」活動を書いて決意し、実行する。結果を自己評価する。
そっか。これは終わりのない旅なんだろうな。
1つの目標が達成したら、次の目標が表れる。
時に、成長の螺旋に乗るのに疲れたら休憩すればいい。
そんな感じで、ゆる~く生きたいなぁ。
なにせ、ズボラなので。
はぁ~!とにかく読み切った!
私は7つの習慣を。読書は、読んで実行できたら最高だ。
しかし、実行が何より難しいのがこの7つの習慣だ。
だって、著者自ら言っていた。
ほら。無理ゲーだって言っている。
そもそも聖人君子の理想論だったのだ。でも、理想がなければ人間というものは怠惰でサボってしまう。
私のようにすぐに本の世界に逃げてしまったり、ゲームに夢中だったり、テレビやSNSをぼぉーと見て時間が溶けている。
この7つの習慣がしっかり身についているよ!っていう人は、人生満喫しまくっているだろう。人格が身についているので、沢山の人に助けられてかなり稼いでいるだろう。お金も人もたくさん自然と集まってくるのだろう。
豊かな土地は、稲穂が沢山実るように。
羨ましくないと言えばうそになる。
でも、偉くなりたいわけではない。
人として、こうあったらいいな。そう思うだけ。
そんな母ちゃん、かっこいいな。
そんなばぁちゃんだったら、尊敬するな。そう思うだけだ。
そんな人生は大変だろう。
でも、きっと周りを幸せにするはずだ。
その中心にいるのは、実はかっこわるくて尊敬できないけど、なぜか人に好かれている人だったりするんだよな。
こうして、書くとだんだんわかってきたぞ。
ありがとう。7つの習慣。
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