220212 生きているだけですごいんだ
生きているだけですごいんだ
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昨年6月にもこの動画について投稿した。
https://www.facebook.com/nobu.takeuchi/posts/5886791168003845
その後も、ふとこの動画を思い出すことがあり、また見返してみた。
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誰の人生も幸せな事ばかりではない。
子どもは親を選べず、生まれながらにしてしんどい人生を背負わされてしまうこともある。
辛く苦しい時には親や周りの環境を嘆き恨むこともあるが、それ以上に自分自身を責め、自分が如何に無価値であるかと卑下してしまうことに、意識が向いてしまう人が多いのではないだろうか。
この動画は、どんなにくしゃくしゃにされても、踏みつけられて汚されても、20ドル紙幣の価値が下がらないことを例えに、一人ひとりの人間が生まれながらに持っている価値も、どんなことがあっても、その人が存在していることに、生きていること自体に価値があるのだと、私たちにシンプルに教えてくれる。
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You never lose your value.
どんな人間も、その尊厳は守られなければいけない。
毎日世界のどこかで、人間どうし尊厳を踏みにじり合うような行為を続けているが、その一方で、尊厳を踏みにじるのが必ずしも他者ではなく、自分の尊厳を自分自身で傷つけてしまっていることにも気づかなければいけない。
どんな状況においても、自分の価値は決して失われるものではないと自分自身を信じること。自分をあきらめないこと。
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You never lose your value.
この言葉を、自分自身にも他者に対しても、声に出し続けることがとても大切だと思う。
生きるために大切で、本質的なことを意識し続けるためには、お互いに常に伝え続けることが重要だと思う。
当たり前のように思えることでも、言葉にして声に出さないと、いつか意識から抜け落ち忘れてしまうだろう。
「生きているだけですごいんだ」
「生まれてくれてありがとう」
「あなたがいてくれて幸せだよ」
フリースペースたまりばを創設し、川崎市の子ども夢パークを長年運営されてきた西野博之さんが30年以上、子どもや若者たちに伝え続けてきた言葉である。
親や教師はもとより、全ての大人が子どもに対してすべきこと、できることは、このような言葉を声に出し、心を込めて子ども達に伝えていくことだと思う。
逆にこの言葉を伝えることさえ忘れなければ、子ども達はいろいろ苦労することがあっても、きっとそれぞれの人生を自信をもって切り拓いていくに違いないと確信する。
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4月にこども基本法が施行される。
こどもがまんなかの社会とは、何か難しいことをやらなければ実現しないというものではなく、シンプルだけど大切なことを大人達が意識し、共有できさえすれば、案外簡単に実現するのではないかと期待している。
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