【コドモエホン つくりかた5】つなげる
コドモエホンは
子どもたちと会話をしながら
ストーリーを生み出します。
大人が質問をする
子どもが回答する
質問と回答を繰り返し
一つのストーリーを生み出すのです。
前回の記事で
質問のやり方をお伝えしました。
質問をするだけでは
ストーリーは生み出せません。
生み出された回答と回答を
つなげる必要があります。
ここからが
ちょっと難しいところですが
ていねいに説明をします。
例えば
「そらをとんだ」
と子どもが回答した場合
どのような疑問が浮かぶでしょうか。
・どうやって空を飛んだのか?
・なぜ空を飛んだのか?
・空を飛ぶ必要があったのか?
・空ってどこまでが空?
etc
色んな疑問が浮かんだとしても
まずは一番最初に浮かんだ疑問を
子どもにぶつけましょう。
「そらをとんだの」
「どうやって空を飛んだの?」
「ラーメンをたべたから」
「どんなラーメン?」
「ちかてつのでんしゃのラーメン」
「地下鉄の電車が
ラーメンをつくったの?」
「ちがう、うんてんしゅさん」
「地下鉄の電車の運転手さんが
ラーメンをつくったの?」
「そう。そしたらそらをとぶの」
子どもの回答をつなげます。
地下鉄の電車のラーメン
+
運転手さんがラーメンをつくる
+
ラーメン食べたら空を飛べる
=
地下鉄の電車の運転手さんが、ラーメンをつくっています。そのラーメン食べると、空を飛べるのです!
という文章が出来上がるのです。
慣れるまでは
発想と発想をつなげるのが
やりにくいかもしれません。
ホワイトボードなどに書きながら
頭の中を整理すると
やりやすくなります。
発想と発想をつなげて
1つの文章が生み出されました。
次にすることは何でしょうか。
それは
生み出された文章を
3幕構成に当てはめることです。
別の記事で
・ストーリーって何?
・3幕ってどういうの?
説明をしました。
「はじめ」「なか」「おわり」
の3幕構成にすると
ストーリーはつくりやすい!
というお話しでした。
では
先ほど生み出された文章を
どのようにして
「はじめ」「なか」「おわり」
に当てはめれば良いのでしょうか。
つづきはこちら!
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