波と知り合いになろう!ボディボードにチャレンジ!
今日はちょっと曇ってしまいましたが雨は降らなそうでほっとしました。こどもたちも海に行けると大喜び。水にぬれても良い格好に着替えて青島青少年自然の家玄関前に集合し、今日のスケジュールや注意点の説明を受けます。
ボディーボードにチャレンジして波について知ってもらうのが今日のこども防災協会の目的です。
ボディーボードとは?
ボディーボードとは発砲スチロールなどでできた板状のボードの上に腹ばいになり波に乗るマリンスポーツの一つです。サーフィンはボードの上に立ちますがボディーボードはより目線が低くなるために波を感じやすいスポーツといえます。
学校でビート板を使って泳いだ経験はこどもたちもあるために怖がる様子はなくむしろみんなワクワクしています。
ボディーボードの乗り方
まずボードのうえに腹ばいになりますが腰から上だけを乗せます。足の付け根がボードの下側、テール部分にくるようなイメージで乗ります。
肘がボードから出ないように脇をしめ、ボード上側の幅がだんだんと狭くなっている部分に手を添えボードを握ります。顎をボードから離して前を向きます。
だんだん楽しくなる!
最初は波が思った以上に強く、押し流されてしまうのでびっくり。思うようにいきませんがだんだんと慣れてきます。慣れてきたら波を見て自分から乗ることができるようになりました。
楽しくてしかたない様子でみんな大はしゃぎ。泳ぐのが苦手な子たちもボディーボードなら思った以上に楽しめているようです。
ボディーボードの経験を通して
波が荒くない日にボディーボードを楽しみましたが、波の強さを肌で感じ、波の楽しさと同時にこれが何メートルもの高さで来たらどうなるか、津波の怖さも想像することができました。
海は美しく風も心地よく楽しむことができましたが自然の素晴らしさと同時に災害時には甘く考えてはいけないことも改めて知ることができました。
海で思いっきり遊ぶと当然ながらお腹が空きました。青島青少年自然の家に戻って夕食です。栄養バランスの考えられた食事をみんなでおしゃべりしながら楽しくいただきます。
こども防災協会ではこどもたちが災害時にあわてずに自分の命を守る「生きる力」を身につけられるよう助けることです。災害として目にしてしまうことがあるかもしれない「波」に触れディスカッションすることで自然と共に生きる意味についても考えました。
「ボディーボード面白かったね」「波ってちから強いよね」など話がはずみます。こどものうちに経験することは想像力や知識につながるためとても貴重。有意義な時間を過ごすことができました。