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ウォーターレスキューゲーム!海でおぼれた人を助けるには?

今回は、手作りのいかだを使っておぼれた人を助けることができるのか、実際に海で検証しながら学びました。水の重さや強風時の対処法、そして事故を未然に防ぐためにはどうしたらいいのかみんなでかんがえます。

おぼれた人を助けるには?

海の事故にくわしい方から話しを聞きます。

おぼれた人を助けるには、まず自分自身の安全を確保することが、何よりも大事なんだそうです。
そのうえでつぎのように行動します。

□「助けて!」と大声を出して周囲のおとなの人に協力を求める
□うき輪やロープなど、救助に役立つ道具を投げ入れる

海でおぼれた人をみかけたら、自分が助けようとせず周りに助けを求めて下さい!

おぼれた人はパニック状態になり、助けようとする人にしがみつく可能性があります。
助けるつもりが一緒におぼれてしまっては大変ですよね。

もしも、おぼれている人をみつけたらプロの救助隊に任せましょう。

じぶんたちでかんがえて作ったいかだ


海でうくにはなにを使ったらいいのでしょうか?
子どもたちそれぞれが、かんがえて思いついたもの、ペットボトルや牛乳パック、洗面器にバケツ、ダンボールなどを持参し、うくために試行錯誤して一生けんめい作りました。

いよいよ海へ


場所は兵庫県あわじ市にある阿万(あま)海岸海水浴場。
快晴できもちいい潮風が吹くなか、自分たちで作ったいかだを海へと運びます。

作るのも自分、運ぶのも自分、と個々の責任感やチームワークが試されます。
 
子どもたちは、どの工程も仲間と協力して、楽しく取り組むことができました!

水の重さを知ろう


1リットルの水は約1キログラムあるため、広い海となると想像がつかないほどの重さですよね。いかだが水の重さに負けて沈んでしまわないか、乗るまでドキドキです。

また、一気にたくさんの人がいかだに乗ると沈んでしまうため、乗る人数をはじめに決めて、いかだに体重が均等にかかるような乗り方にも工夫しました。

とつぜん強風が吹いた時の対処法


海上では、天候が急変することがあります。
たとえば強風が吹くと、いかだが大きく揺れて転ぷくしたり、遠くへ流されるかもしれません。
万が一のことをかんがえ、

①必ずライフジャケットを着用する
②いかだの上でむやみに動かずバランスをとる
③風が強くなったら海からあがる

今回のレスキューゲームでは、これらを守って転ぷくのリスクを減らし、万が一に備え、浮力を確保することを学びます。

事故にあわないために気をつけること


海のアクティビティは楽しい反面、事故のリスクがともないます。事故を未然に防ぐためには、海に出る前に、天候や潮の流れを確認し、危険なときは中止しましょう。

また、海の中では一人で行動せず、必ずおとなの人と一緒に行動します。
それが責任ある行動とも言えますね!

まとめ

今回は、海でおぼれている人を助けられるのか想定した、ウォーターレスキューにチャレンジしました。
いかだに乗ってバランスを取るのは簡単ではなかったけれど、ボランティアさんの力強いサポートもあって、救助のむずかしさを、遊びながら楽しく学ぶことができました。

もし海でおぼれた人をみつけたら…
自分で助けようとはせず、必ず周りに救助を求めましょうね!

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