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水の性質と水の危険・ウォーターレスキューについて学ぶ
水って面白い。
毎日の生活に必要なもので、すごく大切なもの。
だけど冷えて氷になったり、蒸発して水蒸気になったり姿をかえる。
姿を変えると重さも変わるんだって。
すごく不思議だね。
こどもたちと水の不思議と大切さについてディスカッションしました。
水の大切さ
冷蔵庫には冷たいお水があって、冷凍庫には氷があって。
空気中には見えないけど水蒸気があって
お水はいつも私たちの周りにあります。
お水を一日にどのくらい使う?
朝顔を洗って歯磨きして、ご飯食べながらお水を飲んで。
学校に行ったらお水を飲んだり絵具を洗ったり。トイレに行ったら手を洗うよね。
家に帰ったらお風呂に入るし、お母さんは洗濯をしたり掃除をしたりしてくれるのにお水を使っているよね。
とっても大切なお水だから大切に使わないといけない。
でもお水は性質をよく知っていないと命の危険につながりかねない。
お水が危険と感じるのはどんなときか、話し合いました。
水の危険
海やプールでそんなに深くないところでおぼれてしまう人がいます。
なぜならひざ下くらいしか水がなくても水の流れがはやいと、歩くことができなくなってしまうからです。
水は流れていると力があるみたい。気を付けないといけません。
「離岸流」についても考えました。「離岸流」は、岸に打うちよせた波が沖に戻っていくときの流れのことをいいます。
沖に水が戻るときとても力があるので、それに引っ張られてしまいます。
溺れている人をみかけたら?
わたしたちのまわりには水があふれているけれど、お水の使い方を間違えてしまうととても危険です。海やプールでおぼれている人を見かけたらどうしたらいいかな?
自分で助けに行ったら一緒に溺れてしまうかもしれないからとても危険。
それよりも大きな声でだれか大人を呼んで助けてもらいましょう。
自分たちは岸にいたまま助ける方法を考えよう。
一緒に助ける方法を考えました。
ペットボトルを活用しよう
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こどもたちは家から空いたペットボトルを持ってきてくれました。
このペットボトルに紐をつないでいきます。
そして紐の端をしっかりともったままペットボトルを溺れている人の近くに投げます。
溺れている人がそのペットボトルをつかんでくれたら、紐を引っ張って手繰り寄せることができます。
遠くに投げることができるかな?
みんなで練習しました。
なかなか遠くに飛ばない場合は、ペットボトルの中に少しだけお水を入れる方法もあります。
そうすれば遠くに投げやすくなります。
最初はなかなか難しかったけどあっという間にコツを覚えたこどもたち、遠くに飛ばすことができるようになりました。
ウォーターレスキューはこども防災協会がたびたび行うプログラムの一つです。
溺れている人をみかけるとつい近づいて手を伸ばして捕まえようとしてしまいがち。
水の性質と危険について話し合い、納得したうえで、自分で水の中に入って助けに行くのではなく、
違う助け方があることを一緒に考えました。