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こども防災キャンプで Let's 国際交流!
こども防災協会が主催する防災キャンプでは、子どもたちに防災について学んでもらうだけでなく、多様な国の文化や習慣に親しんでもらうことも目的の一つとしています。防災キャンプにはいろいろな国からの留学生の皆さんがボランティアとして参加しているため、交流を深めながらグローバルな感覚を育てることができます。
今回は、防災キャンプのもう一つの魅力である国際交流の様子をお届けします!
ボランティアさんの故郷を知ろう
この日のキャンプ会場は、福島県いわき海浜自然の家。海と山に囲まれた自然豊かな環境で、1泊2日のキャンプを楽しみました。
プログラムの一つである「インターナショナル・ワールドツアーズ」では、ボランティアの皆さんの故郷がどんな国なのか教えてもらい、日本との違いを実感します。この日はどんな国のボランティアさんがいるのかな? ワクワクしながらインタビューに臨みます。
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この方はオーストラリアの出身。オーストラリアといえば、自然が豊かで、コアラやカンガルーのような珍しい野生動物がいる国というイメージが強いですよね。
日本との違いの一例として、オーストラリアのお金を実際に見せてもらいました。色や大きさなど、日本の硬貨との違いをじかに触れて確かめてみます。コインを裏返すと、カモノハシやハリモグラなど、日本では見られない動物が描かれているのを発見! 思わず「かわいい!」と声を上げる子どもたちもいました。
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この方は、南アジアのバングラデシュからいらっしゃったそう。子どもたちにとってはあまり馴染みのない国のことに、みんな興味津々です。気候や文化、宗教、民族衣装など、同じアジアでも全く違う特徴があることを説明してもらい、熱心にメモを取っていました。
この他にも、ニュージーランドやインド、フィリピン、インドネシア、台湾など、さまざまな国や地域のボランティアさんにインタビューした子どもたち。世界の広さや多様さを実感するひと時となりました。
国際交流で養う「生き抜く力」
自然災害はどこで起こるか予測できないもの。もしかしたら、日本ではない場所で遭遇してしまうかもしれません。また、日本国内での災害時に、困っている海外の方を見つけたら? 国際交流を通して共生の心を育むことは、そのような場面でも行動できる力につながるはずです。
初めは海外の方と話すのに緊張している子どもたちも、キャンプのアクティビティや食事などを通して交流を深めるうちに、最後にはすっかり仲良くなって帰っていきます。私たちこども防災協会のスタッフ一同も、そんな頼もしい子どもたちの姿を見るたびに喜びを感じています。