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こども防災キャンプで波乗り体験。ボディーボードに乗ってみよう!

8月某日。この日のこども防災キャンプの目玉イベントは、海でのボディーボード体験です! 天気も良く波は穏やかで、絶好の波乗り日和となりました。

ライフジャケットをしっかり着用

水着に着替えて砂浜に集合した子どもたちは、まずライフジャケットの着方から教わりました。


海や川などでの水難事故を防ぐためにライフジャケットはとても有効ですが、誤った着用をすると逆に危険が及ぶことも。体にフィットするようにベルトの長さを調節し、しっかりと締めたら準備完了です。

いざ、波乗りへ!

ボディーボードは、小型のボードの上に腹ばいになって波乗りを楽しむマリンスポーツです。ボードの上に立つサーフィンよりも安全で気軽に波乗りを体験できるため、年齢や性別を問わず人気があります。

ボディーボードに乗るのは初めての子どもたち。講師の方から波に乗る時の姿勢や基本的なテクニックについてレクチャーを受け、恐る恐る海へと乗り出します。

最初はうまく波に乗れずに苦戦していましたが、波のよけ方や越え方を教えてもらっているうちに、みるみる上手になっていきました! 子どもたちの中には泳ぐのがそんなに得意でないという子もいましたが、少しずつコツをつかみ、最後にはみんな大はしゃぎで波乗りを満喫していました。


他にもこの日のキャンプでは、海の不思議や危険を学ぶ「うみのたんてい団」というプログラムも開催。波がどのように生まれるのかや、カレント(離岸流)という強い流れに巻き込まれた時の対処法などを学びました。

子どもたちはボディーボード体験を通し、波の力強さや水中で自由に動く難しさを肌で感じています。この経験が学んだ知識と結びつくことで、より実践的な「生きる力」が育まれていくに違いありません。

日ごろから防災や事故防止への意識を

この日のキャンプは、福島県いわき市で開催されました。いわき市は、2011年の東日本大震災で津波の被害に見舞われた地域の一つです。東日本大震災は、私たちこども防災協会の活動がスタートするきっかけとなった出来事でもあります。

自然災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。また、自然の中での楽しい遊びも、少しの不注意で事故が起きる危険性と常に隣り合わせにあります。ですが、日ごろから防災や事故防止への意識を高めておくことで、悲しい思いをする人を少しでも減らせるかもしれません。こども防災協会では、その一助となるようなイベントを今後も開催していきます。

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