#4.こどもの視野と「ディスプレイ」
キッチンを模様替えした。可動式棚を新設。ありとあらゆる「メタルラック」をネットサーフィンした挙句、我が家の狭小空間なキッチン(3畳)にマッチしたのは、コレでした↓↓ 横幅60cm〜103cmまで伸び縮み可能。デッドスペース0のデキルやつ。
パンチングとネットの素材感が、「モノづくりLABO」ぽくて、なかなかイカす。キックオフとして、息子が幼稚園でクラフトしてきた「紙のミトン」を、引っ掛けてディスプレイしてみた。
上記にあるように、我が家の住空間は、狭小である。なので上に上に伸び、天井いっぱいまで、あいた空間を利活用。もともと私にコレクション癖があるので、CDやら本やら、国内外からピックアップしてきた小物、デバイス、オモチャ、食品が、1cmも逃さず所狭しと陳列されている。
だからなのか、息子も2歳の頃からか、並べる、積む、整列させることが、好きだ。三指(親指・ 人差し指・中指)をうまく使って、摘まみ、持ち上げ、そっと置く。モンテッソーリ教育の創始者、マリア・モンテッソーリはこの三指のことを、「突出した第二の脳」と呼んでいたそう。ちなみに、私流の「三指の鍛え方」は、母子間のお互いのボディタッチを、怠らないこと。とにかく「触りたい」と子が思った時に、「触ってほしい」と求めてきた時に、できるだけ応える。触覚と身体の受信センサーをどんどんリンクさせる。あちこち、私の身体を好きなように触らせてたら、自ずと器用に指を使うようになってきている、と思う。
ちなみに、「目に見える風景」、視覚空間にも意識を配っていて、例えば、我が家の洗面台の泡ソープは「テスラ」柄。東京モーターショウで貰ったステッカーを貼っている。
無意識下に、わたし好みのデザインを設置している。4歳の真っ只中を生きる息子には、まだ画像認識とモノ定義がリンクしてないかもしれないけど、いつの日か「あ、アレって車のテスラのロゴだったのかぁ!」とビビッと来る瞬間があるのかもしれない。
そのシナプスな瞬間のタネを、日々、母は養育者として教育者として、蒔いています。