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聴覚過敏ってどんな感じなの?〜②お子さまにはこの対処法を!!

前回の聴覚過敏の話はコチラ。

わたしの場合は特定の音や音質が苦手というお話をしました。
そして音が耳にするどく刺さって痛むタイプ。
ここ、今日も語ってみたいと思います・・・更にはお子さまの対処法も具体的に!

■聴覚過敏の出方は十人十色。

私調べの聴覚過敏の中には

・すべての音を同じ音量でひろってしまう集音器型
・特定の音が増幅される型

という症状の方も多かったです。

どちらにせよ、どれも本当に痛みをともない脳の興奮が続くので疲れます。
聴覚過敏、原因より・・・まずは対策から先にお伝えしちゃいます。

■すぐできる聴覚過敏対策〜どんなタイプでもOK!

①耳に入る刺激を減らす

ともかく耳に入ってくる刺激量を減らします。
あたりまえすぎ・・・!?

定番は・・・
イヤーマフ
ノイズキャンセリングイヤフォン
耳栓(長時間使用はお勧めしないです)

ですが、私的な押しは耳がかくれる帽子とフード付きの洋服です。
一押しはフード付きの洋服・・・押しの理由は、

・とっさの時に使える
・洋服だから装着の違和感がない
・帽子と違い室内でも屋外でも使える
・フードをかぶると音量だけでなく音質が変わる

特に小さいお子様や耳穴が小さい方は、耳栓やイヤーマフが苦手な場合が多いのでフード付きの洋服で耳を守ります。

②他の刺激を入れる

耳の刺激がしんどい!って感じたら別の耳以外の感覚を刺激します。
手の皮膚をちょっと痛むくらいつまむのがオススメです。

③ビタミンB群を摂る

栄養療法からの視点になりますが、ビタミンBのコンプレックスタイプをとると過敏さが軽減されることが多いです。
(単体のビタミン○ってのはオススメしません)

ただし、子どもさんの場合は基本食事から。
偏食が強すぎる場合のみサプリをとる、くらいのスタンスから始めましょう。
腸管から出ている消化酵素のDPP-4が聴覚の過敏さに影響しているらしいとも言われています。


■そして・・・聴覚過敏の原因

それでは簡単に聴覚過敏の原因についてみていきましょう。

①耳そのもの問題

内耳にある細胞や筋肉に問題が起こっていて、
音の伝達や音量調節がうまくいかないことが原因となっています。

イラストは、看護roo様から。

②脳に原因

てんかんや偏頭痛、発達障害により聴覚中枢に問題が起こり、症状がおこっています。

③ストレス

自律神経の乱れにより聴覚過敏が起こります。詳しく知りたい方はこちらもご覧くださいね。

右矢印耳鼻咽喉科医による聴覚過敏の検査

※原因不明の聴覚過敏もあります。

■聴覚過敏への対策〜鍼灸治療の可能性

原因が脳とストレスの場合、鍼灸を施すことでカラダに変化が起こりやすいこと
臨床を通して感じています。

自律神経の調整に対して鍼灸が非常に役立つことは有名ですが、
脳へのアプローチも上手なこと是非知っておいてください。


https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/62/3/62_3_450/_pdf/-char/ja

脳梗塞の後遺症に対しての鍼灸治療も確立されてるんですよ。
意外ですか?
鍼灸治療で聴覚過敏が緩和していくことは私自身が実際に体験しています。
カラダ全体を整える鍼灸治療、やっておいて損はないです。

次回は聴覚過敏の方むけ自宅でできるお灸についてお話します。

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