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私が発達障害児ケアを続ける理由〜出会い編

さて、こちらのnoteにも…おかげさまで新しい読者の方も増えてきたので(ありがとうございます!!!!!)、改めて私と発達の気になるお子さまたちとの出会いについて、今日はお話をしたいと思います。

鍼灸の看板を掲げていながら、どうして子どもたちにフォーカスをしたのか?それは…40年以上前、学生時代にさかのぼります。

■実習先で見つけた、自分の居場所。

大学では福祉系学部に所属していた私。大学二年の後期、私たちは実習先を選ぶ必要がありました。
第一希望として精神医学のゼミを選び、幸いそこに入ることが決定していました。しかし、ゼミは決定していたけれど実習先がまったく決められず....
ほかのみんなはかなり具体的な目標を立てている中、ぎりぎりにならいと動けない相変わらずのマイペースさ(笑)

ともかく実習先を見てから希望を出そうと思い、重症心身障害児施設や児童相談所、病院など見学に行き…最終的に選んだのは「兵庫県立こども病院」でした。

こちらは我が治療室の様子♪

そこを選んだ理由は2つ。
現在は移転しているのですが、当時は高台から海を見下ろすステキなロケーション。そして、実習室が素晴らしく開放的だったこと。これは狭い空間が苦手な自分にとって、とても大事でした。

そしてなにより居心地がよかった・・・

何ってそこの子どもたちと一緒にいることで、「あ、ここが私のいる場所だ…」と、自然に自分の居場所を見つけられた気がしたのです。子どもたちのチカラってすごいなぁ、良いなぁと感じましたよね。

■充実した実習と、今の自分につながるもの。

どこにいても違和感しか感じなかった私にとって、ここでの時間は正に脅威の出来事でした。
そしてその環境にプラスして充実の実習内容。

こども病院では主に小学生の自閉症・多動児対象に、家族カウンセリングと遊戯療法を使ったケアがなされていました。(遊びを通した改善法です)
また、実習先の先生にも恵まれ、とても楽しく充実した時間を過ごしていたこと今でも鮮明に覚えています。

この時の出会いがあったから、今の自分がある。
その原点だったと強く感じるものです。

卒業後、紆余曲折を経て…ここ20年ほどは大人向けの施術だけでなく、発達に気がかりのあるお子さんや不登校、ひきこもりの方々に鍼灸やカイロプラクティックを通して『カラダのケア×運動×食事指導の提供』をさせて頂くに至りました。

今までやってきたことが、気付いたらすべてパチンっ!とつながる感覚。
これには自分でもびっくりしています。

■そして何を隠そう、私自身も…!

私と直接交流のある皆様はすでにお気づきかと思いますが、私もズバリTHE ADHD!今も脳内多動がひどいです。

よく親御さんに「子どもの行動についての先生の発言…いつも見られてるのかってくらい当たっています…!!」と驚かれますが、まさに当事者なのでわかりすぎる!という訳なんですよね。

正直この特性がしんどくて色々難儀した時期もありましたが、東洋医学を学ぶことでずいぶんと生活が楽になりました。

寄り道はいっぱいしたけど、進むべき場所にはちゃんとたどり着くものなんだなぁ・・・と改めて思います。今ではお子さまを通して、自分の悩みや違和感を乗り越えた道筋…それが全て活かせている訳ですからね♪
これからも自身の経験や感じるものも交えて、発達についてお役に立てる記事を書きたいと思います。


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