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第8回こどもレストラン・シンガポール編〜こどもシェフの活躍レポート〜
2017.9.24
第8回こどもレストラン・シンガポール編が行われました。
ここでは
どんな内容だったのか
こどもシェフの活躍を中心にお伝えしていきます!
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「こどもレストラン〜食と音楽の世界旅行〜」とは?
こどもたちだけで作り上げる、1日限りのレストラン。
お客様は、いつもおいしいごはんを作ってくれる大切な家族。
想いがつまったお料理で、大好きなあの人に
とっておきの「ありがとう」をつたえよう。
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○こどもレストランOPEN
前回に引き続き、今回も東京・蒲田にある「ミノラス不動産」さんの本社にあるキッチンスペースをお借りして開催しました。
「前も来たことある人ー!」と尋ねると、
「はーい!」
と答えてくれたこどもシェフたちが何人かいました。
継続的に参加してくれている先輩こどもシェフたちは、スタッフにとって心強い存在です!
○シンガポールってどんな国?
調理に入る前に、さささんからシンガポールについて学びます。
シンガポールのシンボルと言えば、マーライオンですね!
頭はライオンで、体は魚というちょっぴり不思議な像です。
実は、このマーライオンは1体だけではなく、
国内には様々な大きさをしたマーライオンが数体存在しているそうです。
シンガポールに行ったら、ぜひとも全マーライオンをコンプリートしたいですね!
またシンガポールには、日本では驚かれるような独特の法律があるのです。
例えば、国内にガムを持ち込むことや鳥にエサをやることなどの法律違反をしてしまうと、罰金を払うことになってしまうかもしれません・・・。
国をきれいに保つために、厳しくしているのだとか。
それぞれの文化の違いを知ると、おもしろい発見があって興味深いですよね!
○シンガポールライスとマンゴーラッシーを作ろう!
本日のメニューはこちら。
複数のソースを付けて“味変”を楽しめるのが、シンガポールライスの特徴です。
今回は基本のチリソースと、ショウガとニンニクが効いたジンジャーソース、そして日本人の口に馴染みやすい醤油を使ったブラックソースの3種類のソースを作りました。
マンゴーラッシーも添えて、東南アジア気分を味わいます!
○調理開始!
さあ、こどもシェフたちの出番です!
今回のこどもシェフのお仕事
〜シンガポールライス〜
①米を研ぐ ②鶏肉の下ごしらえをする ③鍋に材料を入れる
④3種のソースを作る ⑤盛り付ける
〜マンゴーラッシー〜
マンゴージュースと飲むヨーグルトを同量混ぜる
まず、基本の米研ぎです。
「家でお手伝いしたことある!」
というこどもシェフたちもいて、感心です!
次に、鶏肉の下ごしらえをします。
鶏肉の皮目をフォークで刺して穴を開けていきます。
そうすることで、調味料がしっかり染み込みやすくなります。
こどもシェフたちにとってはけっこう力のいる作業でしたが、
この一手間が、より一層おいしくするために大切な工程なのです!
次に、先ほど研いだ米に鶏ガラスープの素などの調味料を加えます。
鶏肉とネギも投入します。
ネギは、鶏肉の臭みをとってくれる役割があります。
まんべんなくネギを散らしていきます。
みんなで手分けをして鍋に入れていくので、
こどもシェフたちのチームワークが高まりました!
そっとフタをしめ・・・
スタッフにバトンタッチして、蒸していきます。
お気づきかと思いますが、今回は土鍋を使用して作りました!
シンガポールライスの特徴は、
米と肉を一緒に蒸すことで旨味を凝縮させるところにあります。
そこで、家族分を一気に蒸すために必要な鍋を探していたところ、
なんと、こちらのキッチンスペースには土鍋がたくさんあったのです!
本場のシンガポールでは土鍋が使われているかは分かりませんが・・・
土鍋ごはんの炊き方を参考にし、シンガポールライスも土鍋で作れるようにレシピを考えて、活用しました!
次に、ソースを作ります。
調味料をそれぞれ必要な量だけ取り、混ぜていきます。
3種類完成です!
皆さんはどのソースがお好みでしょうか。
ぜひご家庭でも作ってみてください!
最後に、マンゴーラッシーを作ります。
作り方は簡単!!
マンゴージュースと飲むヨーグルトを同量混ぜるだけ!
先にマンゴージュースを入れ、後から飲むヨーグルトをそっと注ぐことで、きれいなグラデーションになりますよ!
適量になるよう、慎重に入れていきます。
自分のストローをさしたら完成!
シンガポールライスも蒸しあがりましたよ!
鶏肉だけ取り出して、食べやすい大きさに切っていきます。
ごはんは茶碗でドーム型の形を作り、その上に具材を盛り付けていきます。
ソースも添えたら、シンガポールライスの完成です!
ちらっと見えるパクチーは、お好みで。
「お母さんが好きって言ってたから、のせてあげよう!」と、
家族思いなこどもシェフもいましたよ!
○いただきます!
大切なお客様である家族のみんなに、自分たちで作った料理をふるまいます。
美味しくて、手が止まらない〜!
家族で仲良くシェアしながら食べると、美味しさも2倍3倍に!
○シェフ認定式
シンガポールにちなんだ音楽の時間をはさんで、
お次は・・・
あれ? 今回はおとなたちが、何やらこどもシェフたちの前に出てきましたよ・・・?!
実は、今回のおとなカフェでは楽器体験をしてもらったのですが、
そこで練習した成果を、こどもシェフたちに向けて披露してもらったのでした!
今回はこどももおとなも主役という、初めての試みでした!
そして最後は、シェフ認定式。
スタッフから
一人ひとりへのコメントと一緒に
カントリーシールとシェフ認定証
を受け取ります。
今回のカントリーシールとシェフ認定証はこちら!
シェフ認定証は、国紹介でも出てきたマーライオンをモチーフにしました。
今回は23人のこどもシェフが誕生しました!
こどもシェフのみんな、お疲れさまでした!
(なんと、シンガポール航空の制服を着て参加してくれたこどもシェフもいたのです! 参加意欲の高さに脱帽でした!)
シンガポール編、無事終了です!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
こどもレストランについてもっと知りたい方は
下のリンクをご覧ください。
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