こどもレストラン仙台編への道のり
2015年の5月30日から始まった、
こどもたちがシェフとなってお客様である家族のみんなへ、想いがつまったお料理を届ける「こどもレストラン」。
こどもレストランには〜食と音楽の世界旅行〜という副題があり、毎回世界各国をテーマにして調理を行い、食後にはテーマとなる国の音楽を、生演奏でお楽しみいただけます。
開始当時は、目の前のこどもたちのワクワクした表情を見て、心がホカホカになっていました。
参加いただいた皆さんからも、
「不安そうだった娘が、皆様のサポートで料理をする姿が印象的でした」
「料理と音楽を通して、世界を身近に感じられていいですね」
などの感想をいただくこともありました。
開催を続けていくと、参加してくれるこどもシェフやご家族も増え、運営体制も厚くなり、こどもシェフの調理中に、おとなの方々にリラックスしていただこうと始めた「おとなカフェ」も定着しました。
すると、回を重ねていくにつれ、ありがたいことに
「仙台でも、こどもレストランやってよー!」
「仙台で開催されたら、お手伝いに行きたいのになー!」
という声を、いただくようになりました。本当にありがたい限りです。
なぜ仙台なのか?
そう思われる方も多いのではないでしょうか。
事務局メンバーのインタビュー記事にもあるように、
事務局メンバーの、
ゆりねぇさん・ざまちゃん・さささん
は、地元である仙台の高校で出会っているのです。
事務局メンバーの高校時代。
懐かしいけど、恥ずかしい…!
事務局メンバーの中でも、
「いつか仙台でも開催できたらうれしいなぁー。」と、
こどもレストランが走り出したころは漠然と考えていました。
仙台編実現に向けて!
こどもレストランも第10回を迎えるころには、テーマ国を決めてから試作を経て、開催当日までのペースがつかめてきたような感覚を持つことができるようになっていました。そこで改めて仙台での開催を、現実的に考えられるようになりました。
「仙台で開催するとなると・・・どこでできるんだろう?」
まずは、会場探しが始まりました。
キッチンが完備されていて、演奏もOKしてくれる所が絶対条件です。
こどもたちが活動しやすくて、交通の便も良い・・・
条件に合う会場を見つけるには、少々難航しました。
事務局の3人のつてを頼ってみたり、インターネットで条件に見合う会場を探したりと、合間を縫ってリサーチをし続けました。
幸運なことに、ゆりねぇさんの大学時代の友人のおかげで、学童クラブも運営している「仙台YMCA立町会館」の一室を貸していただけることになりました。
自信を持って届けた「こどもレストラン」
これまでこどもレストランは東京でしか開催したことがなかったので、「こどもレストラン」を知らない仙台の方々に向けて、「ぜひ参加してみてください!」と宣伝するのは、なかなか難しいものもありました。
しかし、私たちが10回続けてきて、自信を持ってお伝えすることができる
「こどもレストラン」の魅力を発信し続け、
仙台編当日は予想を超える15名のこどもシェフに参加していただきました!
当日のスタッフには、事務局メンバーの高校の同級生や大学の同級生、そして家族など、“地元ならでは”の皆さんの多大なサポートをいただき、私たちも楽しく、のびのびと、実施することができました!
2021年3月までに、仙台では2回、こどもレストランを開催することができています。これからも地元・仙台でのつながりを大切にしていきたいと思います。
そして、いずれはさまざまな地で、こどもレストランを開催できますように。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
こどもレストランについてもっと知りたい方は
下のリンクをご覧ください。
こどもレストランのinstagramができました!
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