見出し画像

第10回こどもレストラン・イギリス編〜おとなカフェレポート〜

本日は2018.2.25に開催された、第10回こどもレストラン・イギリス編のおとなカフェについて、レポートをお送りします。


* * * * * * *

「こどもレストラン〜食と音楽の世界旅行〜」とは?
こどもたちだけで作り上げる、1日限りのレストラン。
お客様は、いつもおいしいごはんを作ってくれる大切な家族。
想いがつまったお料理で、大好きなあの人に
とっておきの「ありがとう」をつたえよう。

* * * * * * *


■おとなカフェってなぁに?

こどもレストランの主役は、こどもシェフたちです。
でも、こどもシェフたちが調理している間、
せっかくおとなだけの時間があるのだから・・・
こどもたちからすこーし離れて、
リラックスする時間があっても良いのでは?
という想いから生まれた、おとなのための時間です。


■講師プロフィール

画像1

堤久子(つつみ・ひさこ)さん 
「得意科目は家庭科」を掲げ、娘の子育て期を過ごしてきた。「中国茶エキスパートシニア」「フィトセラピスト(植物療法士)」「ハーブティーソムリエ」「和のアロマ&ハーブマイスター」「ハンドケアマイスター」「ハーバリウムクリエイター」「キャンドルクラフト中級」を取得。「いつか好きと得意が結びついて何かできたら」という夢を抱きつつ、現在も習字やヨガなど幅広く活動している。 

画像2

町田めぐみ(まちだ・めぐみ)さん
チャイコーディネーター。スパイスやハーブを使い、ほっとするお茶や場を提案する。チャイミックスの調合ワークショップをはじめ、月一でスパイスティーと手紙が届くサービス「chai letter」や、著書にチャイの本『Chai Book』がある。


■オリジナルブレンドティーを作ろう

こどもレストラン・イギリス編でアフタヌーンティーを作ることを計画している際、「紅茶に関するおとなカフェをやりたい!」というスタッフの無理難題を快く引き受けてくださった堤さんと町田さん。

寒いシーズンだったので、

スパイスティーをオリジナルでブレンド して、心も体も温まってもらおう

というコンセプトで考えていただきました。


今回ベースにした紅茶はスリランカのディンブラ

画像3

口当たりがとてもなめらかで、どんなスパイスにも合わせやすい味です。


画像6

ベースの味を確認し、次はスパイス選びです!


8種類のスパイス(シナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャー、ペパーミント、レモングラス、オレンジピール、アップルピール)から、好みのものをいくつか選び、茶葉と組み合わせてティーバッグに詰めていきます。

画像4

形状も香りも様々なので、五感を使ってじっくり選んでいきます。

この「じっくり感じる」という時間は、なかなか日常では取りづらいので、

おとなの皆さんにとって癒しの時間になったのではないでしょうか。


そして、今回はこんなものをご用意しました。

画像6

こどもレストランのスッテカーです!(拍手!!)

ティーバッグを入れた袋にステッカーを貼ると、オリジナル感が増しますよね♪


また、おまけでこども用のフルーツティーをサービスしていただきました!

画像7

耐熱ボトルでつくるフルーツティー。

いちごが入っていて、見た目も可愛らしい。

紅茶に馴染みのないこどもシェフたちにも親しんでもらいやすいよう、常温でちょっと甘くしてあります。


こどもシェフたちが作ったフードと合わせることで、より本格的なアフタヌーンティーを味わうことができました!!

画像8


イギリス編のこどもシェフの活躍レポートはこちらから。


* * * * * * *


■講座を終えて……

ベースとなった紅茶は、堤さんと町田さん自らいくつかのお店を回って選んでいただきました。

スタッフも何軒か同行させていただいたのですが、講師のお二人は学ぶことに余念がなく、かつそれを楽しんでいるという姿がとても印象的でした。

そんな魅力が、きっと参加者の皆さんにも伝わったのではないでしょうか。


オリジナルブレンドティーを味わう中で、

「普段は紅茶をゆっくり入れてくつろぐ時間がない・・・」という参加者の声に共感する方々が多くいらっしゃいました。

今回のおとなカフェで、日々の忙しさから少し離れ、くつろぎの時間を楽しんでもらえたようです。


講座を振り返って、堤さんと町田さんからこんなメッセージをいただきました。

<堤さん>
熱心に学ぼうとしてくださる皆さんに、よき刺激を受けました。お茶の楽しさ、お茶時間のリラックス感、日ごろのお忙しさを束の間忘れる自分のための時間を体験してほしいと望みました。
参加者との会話の中で、「兄弟・姉妹(お子様同士)それぞれの個性が楽しく、同じようにはいかない」など子育て期のお話は懐かしく、いつのころも同じだとほっとしたりしました。
「美味しい」「ありがとう」の言葉をいただけたことは、うれしく、忘れられない体験となりました。
<町田さん>
一つひとつのスパイスやハーブを香るごとにぐぐっと集中する様子、組み合わせを考える時の楽しそうなお顔、ブレンド時間を大幅に短縮してスパッと終わった様子が印象に残っています。
何でこんなにはやく終わったのかな? と考えた時、親御さんの日々の努力の賜物なのでは? と思いました。お子さんがいらっしゃると、毎日やることがたくさんで、小さな決断の数が多く素早い行動も必要で。でも、それが家族との豊かな時間に繫がっているんだろうな、と尊敬の思いが湧きました。貴重な経験をいただき、ありがとうございました。

堤さん、町田さん、本当にありがとうございました!


* * * * * * *

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
こどもレストランについて、もっと知りたい方は、
下のリンクをご覧ください。

* * * * * * *


いいなと思ったら応援しよう!