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第16回こどもレストラン・ロシア編おとなカフェレポート〜

本日は2020.1.13に開催された、第16回こどもレストラン・ロシア編のおとなカフェについて、レポートをお送りします。


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「こどもレストラン〜食と音楽の世界旅行〜」とは?

こどもたちだけで作り上げる、1日限りのレストラン。
お客様は、いつもおいしいごはんを作ってくれる大切な家族。
想いがつまったお料理で、大好きなあの人に
とっておきの「ありがとう」をつたえよう。

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■おとなカフェってなぁに?

こどもレストランの主役は、こどもシェフたちです。
でも、こどもシェフたちが調理している間、
せっかくおとなだけの時間があるのだから・・・
こどもたちからすこーし離れて、
リラックスする時間があっても良いのでは?
という想いから生まれた、おとなのための時間です。

■講師プロフィール

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堤久子(つつみ・ひさこ)さん
「得意科目は家庭科」を掲げ、娘の子育て期を過ごす。取得した資格は、「中国茶エキスパートシニア」「フィトセラピスト(植物療法士)」「ハーブティーソムリエ」「和のアロマ&ハーブマイスター」「ハンドケアマイスター」「ハーバリウムクリエイター」「キャンドルクラフト中級」など多数。「いつか好きと得意が結びついて何かできたら」という夢を抱きつつ、現在も習字やヨガなど幅広く活動している。

■キセーリを作ろう!

今回は、冬の時期にロシア編を開催するということで、寒い季節と国にぴったりな暖かいデザート「キセーリ」作りに挑戦しました。

みなさんは、キセーリ(キセリ)という料理を知っていますか?

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キセーリとは…
ジャムと水溶きかたくり粉でつくるロシアのデザートドリンク。
温製でも冷製でも供されるが、どちらも甘くしたクワルクやセモリナプディングが添えられる。キセリはパンケーキに乗せたり、アイスクリームと一緒に食べたりもする。デンプンを少なめにしたキセリは飲料として供され、ポーランドやロシア、ウクライナではそちらの方が一般的である。寒い時期に東ヨーロッパ諸国の家庭で作られることが多い。
ロシアではクランベリー、サクランボ、レッドカラントの果物を使うのが人気。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/キセリ

寒い国や地域ではおなじみのデザートのようで、ドリンクとして飲んだり、他のデザートと合わせて食べたりするようですね。ベリー系で作るのが一般的なようですが、今回は「日本版キセーリ!」ということで、りんごを使ったキセーリを考えてくださいました。

また今回は、りんごジャムを作るところから始めて、そのジャムに片栗粉やコーンスターチなどのでんぷんでとろみをつけてキセーリにし、ロシア風のサワークリームをトッピングする流れです。

おとなのみなさんにはジャム班とサワークリーム班に分かれて、作業を進めていただきました。

【りんごジャム(ヴァレーニエ)づくり】

りんごをカットし、砂糖とレモン果汁をまぶし一晩おいたものを、堤さんが用意してくださいました。ヴァレーニエはロシア語で、ジャムの一種を指します。
(今回はりんごを皮ごと使い、ほんのりピンクの色合いになるようにしたそうです。)

まずは、堤さんが用意してくれたりんごを火にかけ、沸騰後10分ほど、弱火で煮たら完成です。

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【サワークリーム(スメタナ)づくり】

サワークリーム班では、ヨーグルトをなめらかにホイップしたあと、同量の生クリームを少しずつ入れ、混ぜ合わせていく作業を行いました。なめらかになったら完成です。スメタナもロシア語で、ロシアや東欧での料理に欠かせない発酵させたクリームのことです。

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さすがおとなチーム!ジャム班・サワークリーム班のどちらも、あっという間に完成させてしまいました。

その後、みんなでキセーリを作る工程に。

【キセーリづくり】

鍋で湯を沸かし、先ほど作ったジャム(ヴァレーニエ)を加えてよく混ぜます。再び沸騰させたら火を止め、水溶き片栗粉を加えて完成です。

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あっという間にキセーリの出来上がりです!

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時間があまったので、堤さんがジャムを使った紅茶も紹介してくださいました。
カップに、多いかなと思うくらいのジャムを入れて、そこに紅茶を注ぎます。
おとなのみなさんから「とってもおいしい!」と大好評でした。

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今回も手書きのすてきなレシピも用意してくださいました。
マトリョーシカがかわいい♪

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■講座を終えて……

参加者のみなさんからは、
「ゆったりとした時間を過ごせました」
「ジャムを使った紅茶が、とてもおいしかった」

というお声をいただきました。

講座を振り返って、堤さんからこんなメッセージをいただきました。

今回は、こどもたちの作っているメニューに、おとなも参加しよう! ということで、デザートをおとなのみなさんに作ってもらうことを考えました。
今後は、「その国ならでは」と思うアイテムや道具なども紹介して(今回だったら、毛皮のロシア帽など)、こどもレストランが「食」や「音楽」だけでなく、何か「生活を感じるもの」を紹介できるようになるのもいいなと思いました。
甘いものは我慢するものではなく、食事メニューに取捨選択して加えることで、ハッピーが倍増になる!という気持ちで、食事を担当するおうちの方に刺激を与えることができたかな、と思います。

堤さん、今回もすてきな企画を、本当にありがとうございました!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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