試作時の裏話【メキシコ編】
みなさん、こんにちは。こどもレストラン事務局です。
今回は、先週まで投稿してきました【メキシコ編】について、事務局サイドのお話も少しできればと思います。
2019年9月22日に行われたこどもレストランでは、テーマ国をメキシコにし、参加してくれたこどもシェフたちには「タコス」作りに挑戦してもらいました。
3週間にわたって【メキシコ編】を振り返ってきましたが、開催に至るまで決して順調だったわけではありません。こどもレストラン事務局では毎回、開催にあたって何度も試作を重ねています。メキシコ編でも、いろいろなドラマ(?)が起こりました(笑)。
そんな試作時の裏話について、まとめてみたいと思います。
(いつか、これまでの試作のことも書いていきますので、お楽しみに!)
とうもろこしから作る『トルティーヤ』
本場メキシコでは、すり潰したとうもろこしから作る薄焼きパンのことを『トルティーヤ』と呼んでいますが、
現在では、小麦粉から作られた同様のものも、
『トルティーヤ』と言ってもいいみたいですよ!
ということで、はじめに私たちは本場にならい『コーンフラワー』を使って
本場のトルティーヤを作ることにチャレンジしてみました!
ひとまず作ってみました。
『ん〜……なかなか生地がまとまらない』
『なんか……乾燥してる?』
『とりあえず生地を伸ばして、焼いてみよう!』
生地を伸ばして、焼いてみます。
『見るからに乾燥している……(笑)』
一応、具を入れて一口食べてみると、
『お……美味しくない!!!』
口に入れた瞬間『ポロポロッ』と落ち、
恥ずかしながら、食べられるものではありませんでした。
日本人の好みに合わせた作り方
こどもレストランでは、もちろん本場の味にこだわってはいるのですが、
「こどもにも、おとなにも、美味しく食べてもらいたい!!」
という気持ちがあるので、今回は小麦粉を使って作ることにしました。
コーンフラワーの代わりに小麦粉を使ってみると、
生地はまとまりやすいし、きれいな形に伸ばせるのです。
焼き上がりも申し分なし。味もOK!
コーンフラワーとの違いはどこにあるのでしょうか?
でも、小麦粉で作ったトルティーヤなら、みんなと美味しく食べることができそう。なので、今回のメキシコ編では、小麦粉トルティーヤでタコスを作ることになったのです。
本場の味と食べやすさを兼ね備えたレシピ
ということで、度重なる試作を経て、おいしいトルティーヤのレシピが出来上がりました!
こどもレストラン当日には、レシピをプレゼントしています。
ぜひ、おうちに帰ってからも、作ってもらいたいと考えているからです。
その時は、こどもレストランでのことを思い出しながら、
親子の時間を楽しんでいただけたら、と思っています!
いかがでしたでしょうか。
今回は第15回メキシコ編の試作ドラマをお伝えしました。
開催当日にこどもシェフが作る楽しさを感じられるように、みんなに美味しく食べてもらえるように準備は念入りに行っている事務局です。
でも実は、試作を行うことで誰よりも楽しんで盛り上がっているのは事務局メンバーだということは、そっと内緒にしておこうと思います(笑)。
これからも、開催当日以外にもみなさんにお話しできるエピソードを少しずつ発信していけたらと思いますので、引き続き毎週更新のnoteをチェックしてくださいね!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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