スタッフ紹介 vol.2:ざまちゃん
いつも「こどもレストラン」のnoteをご覧いただき、ありがとうございます!
ここでは「こどもレストラン」の運営を支えるスタッフについて、インタビューを行った記事です。
「こどもレストラン」では、お手伝いしていただける方々を大募集しています!
運営に携わってみたい方や、おとなカフェで講師をしてみたい方など興味がありましたら、ご連絡(kodomo.rest@gmail.com)ください! もちろん見学もOK!
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今回は「こどもレストラン」副代表であり、事前のタイムスケジュール作成から、当日の進行管理まで「こどもレストラン」の運営で欠かせないポジションを担う「ざまちゃん」です!
調理のときには可愛らしいイラスト(ざまちゃんの手作り!)をもとに、こどもシェフたちに分かりやすい説明を行うざまちゃん。
事前の準備も全体の進行も司る、名ディレクターのざまちゃんに「こどもレストラン」への思いを聞きました。
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考えるよりも、まず行動!
——「こどもレストラン」事務局メンバーのゆりねぇさん・さささんと、高校時代の同級生とお伺いしました。どのような高校生活だったのですか。
ざまちゃん:とっても濃い時間でした(笑)。特に音楽部、実際は合唱がメインでしたが、そこではゆりねぇさん、さささんと一緒だったんです。本当は、楽器がやりたかったのですが、高校に吹奏楽部がなかったんです。でも音楽はやりたくて!
でも歌うことは得意ではなく、むしろ抵抗があったほど。その中で気持ち良く歌うゆりねぇさんやさささんは圧巻でした! そうした人たちと一緒に歌える爽快感はこの上ない幸せでした。ありがたい(笑)。
練習の合間の「おやつタイム」も好きな時間だったなあ。
——歌うことに抵抗があったのに爽快感も味わっていたんですね。自分なりの楽しみ方を見つけるのが上手なんですね。
ざまちゃん:う〜ん、どうなんでしょう(笑)。小さいころから好奇心旺盛で、考えるよりもまず行動していました。それに、常に周囲の人に恵まれていたなと感じます。いつも助けてくれる家族や仲間がいたから、思い切りやりたいことができていたんだと思います。
——「こどもレストラン」も、そんなざまちゃんの好奇心レーダーが反応したということでしょうか?
ざまちゃん:そうですね(笑)。ゆりねぇさんが誘ってくれたこともありますが、普段から子どもに携わる仕事をしているので、外部の活動に積極的に関わることで視野が広がり仕事に生かせるかなと思ったのと、純粋に「音楽」×「こども」×「食」というコンセプトがおもしろい! と共感したのがスタートですね。
「こどもレストラン」を作り上げるメンバーたち
——実際に「こどもレストラン」に参加するようになって、いかがですか。
ざまちゃん:まず「こどもレストラン」に関わっている大人(スタッフ)たちが素敵! もともと地域を盛り上げたいという思いで生まれたイベントなので、様々な分野の大人が集まって一から何かを作り上げていくという過程も魅力的でした。
最初は初めての連続で、準備は想像以上に大変でした。それでも普段、関わることのない人たちとやりとりしながら準備していく時間は楽しく、わくわくしましたね。
それに、イベント当日の子どもたちのいきいきとした姿や、家族で楽しそうに会話をしながら料理を味わう様子を眺めていると、それまでの苦労なんて一気に忘れてしまうほど、私自身の満足感もありました。
その思いが「また次に向けて頑張ろう!」という気持ちになり、ここまで続けることができているんだと思います。
——毎回、満足感や達成感を味わえるのはとても充実している証拠ですよね。ざまちゃんから見て「こどもレストラン」のアピールポイントって何ですか?
ざまちゃん:「子どもが主体である」ところですね。
親子クッキングではないので、「自分でできた」という実感がより持てるのではないかと思います。初めは不安そうだった子どもたちが自分自身で体験することで自信がつき、家族にいきいきと料理中の出来事を伝える姿にはグッときますね。
ざまちゃん:また、家族の方々にも有効的に過ごしていただける「おとなカフェ」もおすすめしたいポイントですね! 隣で調理している子どもたちをよそにワークショップに没頭する姿は毎回、驚かされます。
素敵なスタッフたちに出会えるところや、クラシックやミュージカル音楽など少し敷居が高いと思われがちな音楽に気軽に触れられるのも魅力の一つです! 挙げ出したらキリがないです(笑)。
——魅力であふれているんですね。反対に、もっと改善できるといった点や、もどかしさを感じている部分ってあるんですか。
ざまちゃん:一番は「会場の確保」ですね。場所を限定すると参加できる方が限られてしまうので、できるだけいろいろな場所で開催したいのですが・・・。
今まで来ていただいたリピーターの方々を大切にしたいという思いもあり、会場選びはいつも迷うところです。
多くの人に参加してほしいという思いと裏腹に、開催回数を増やせないというもどかしさをいつも感じています。
スタッフ全員、本業があるため1回1回の「こどもレストラン」を充実したものにするには、1年に3〜4回の開催が限度という状況です。ただ、年々スタッフそれぞれの役割が明確になってきたり、要領も分かってきたりしているので、たくさんの人たちに参加いただけるような形も見えてきました。
いろいろな形を試みて、リピーターの方も新規の方もより満足度の高いイベントにしていきたいです!
ざまちゃん:他にも考えていることがあって!
これまで参加してくれたこどもシェフたちが、年々大きくなるじゃないですか。だから参加者側だけでなく、運営側でもさらにできることを増やすことで、子どもたちが長く遊びにこれる形を考えたいんです。
お兄さん・お姉さんシェフたちのサポートは毎回頼もしく、スタッフも助けられているので。
「小学生じゃないから参加できない・・・」じゃなくて、一緒に「こどもレストラン」を作り上げるメンバーとして、何かしらの形で携われる環境をつくれたらなと思っています。
ここでの出会いは私たちにとってとても貴重なものなので、大切にしたいですね。
携わる活動が互いに影響し合う
——好奇心が旺盛だというお話がありましたが、現在ハマっているものって何かありますか?
ざまちゃん:ヨガですね! 人生の中で唯一続けられている運動です。
きっかけはダイエットとしてでしたが、運動という側面だけでなく、気持ちを切り替えたいときのリフレッシュ的な側面もあるので、心身の不調時には欠かせません。集中力を磨きたかったこともきっかけの一つですね。かれこれ4〜5年続いてます!
——お仕事についてもお伺いしてもいいですか。子どもに携わっているとのことでしたが。
ざまちゃん:普段は保育士をしています。日々の遊びからいろいろなことを学んでいく発達段階なので、「答えがない」という自由さや豊かさが魅力的で、やりがいになっています。
また、子どもと大人で構成されたデザイン事務所での活動にも携わっています。デザインといってもアート的な意味合いではなく、「人と人をつなぐもの」として世代を超えたモノづくりの共創活動を行っています。私自身、デザインに詳しいわけではないのですが、刺激的な学びの場になっています。
「こどもレストラン」を含め、さまざまな活動が相互に影響し合い、考え方や視野が広がっているので、どれも大切な居場所です。
——本当にいろいろなことが結びついているんですね!
子どもたちの心が豊かになるために
——最後に、未来のこどもシェフたち、ご来店されるお客さま(大人の方々)に、メッセージをいただけますか。
ざまちゃん:「こどもレストラン」は、料理教室という立ち位置ではありません。料理だけでなく、音楽、世界の知識、人との出会いなど、子どもたちが初めての体験を通して何かに挑戦するきっかけや自信につながり、心が豊かになってくれたらいいなという思いで行っています。
料理ができる・できないに関係なく、たくさんの子どもたちが集まっているので、普段見られない関わりや1人ひとりの良さが発揮できる場になると思います。ぜひ、お気軽にご参加ください!
また、大人の方々に向けた簡単なワークショップもあるので、「わたし(大人)だってリフレッシュしたい!」という思いで、お越しいただければと思います。
——貴重なお話、ありがとうございました! ざまちゃんの好奇心で「こどもレストラン」が進化していく様子を楽しみにしてます!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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