柏餅からおもうこと

こどもの日が近づくと、和菓子が気になる。

スーパーでは、明日の食パン、どうだったっけなぁ?はて?あと何枚だったかな?と頭の中のおぼろげな検索機能を使ったあとに、和菓子たちは待っている。まったり、と。

こどもの日といえば、花と団子のわたしには、柏餅(かしわもち)や、蓬餅(よもぎもち)

あのくるんと、包まれた葉っぱから、ゆっくりと、中のお餅を取り出すとき(あぁ、きれいにはがせるもんだなぁ)というのを、ちょっと思い出した次第。

似たようなもので、わたしのような本好きが思いつくのは、付箋紙・ポストイット。呼び方はどうであれ、ありがたい道具のひとつである。

付箋紙・ポストイットも、ずいぶん前に聞いたところによると、(粘着性の弱いところ)を、発想の転換で活かしたのだと聞く。なるほど。ふむふむ。

ニュートンのりんごの逸話のように、付箋紙・ポストイットの発案者もこれを思いつく前に、何か食べるものでの、きっかけや、ヒントでもあったのだろうか?

…なんて思いを馳せる、ところから

 ショートショート 

その頃、研究開発で起きてる間は、ずーっと考えごとしてて……。そしたら、たまたま、差し入れの柏餅。よし、これを食べて、ちょっくら休憩するかと。その(柏餅の葉っぱ)を、くるん、とはがしたとき、まさに、これだっ!って思いついたんですっ!……てなこと……ないですよね……はい、すみません……ただの想像です。

(ずこっ)

柏餅から思うこと、の小咄でした。


おあとがよろしいようで。



※ このショートショート、ショートコント?は、フィクションです。実際の和菓子、付箋紙・ポストイット関連の方々とは、一切関係ありません。




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こどものねぐせ
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