エッセイ 『よこになる』


よこになることがおおくなった。
といっても、ふだんから用事があれば、スタスタ歩くし、ドタバタうごく。
ただ歳をかさねるごとに、あいたじかんにはなんとはなく、
ごろんとよこになって、ただただ、のんびりとしていたい。

こたつや、ベンチや、芝生の上で、“大の字”に本や荷物を入れたバッグ片手に、“犬の字”で寝そべりたいのだ。


なまえもしらない鳥たちや、魚たち。
幹が両手で抱ききれないほどの大木。
足もとには、よくしらない草花や、葉っぱ。
季節きせつのものたち。

久々にエッセイを描いてみようと思い立つ。
(ん?よっこいしょと気づいたらオモイ腰が立っていた。)

(ずこっ)



川柳

干し柿とバナナ並んで目の高さ



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