エッセイ 『よこになる』
よこになることがおおくなった。
といっても、ふだんから用事があれば、スタスタ歩くし、ドタバタうごく。
ただ歳をかさねるごとに、あいたじかんにはなんとはなく、
ごろんとよこになって、ただただ、のんびりとしていたい。
こたつや、ベンチや、芝生の上で、“大の字”に本や荷物を入れたバッグ片手に、“犬の字”で寝そべりたいのだ。
◯
なまえもしらない鳥たちや、魚たち。
幹が両手で抱ききれないほどの大木。
足もとには、よくしらない草花や、葉っぱ。
季節きせつのものたち。
久々にエッセイを描いてみようと思い立つ。
(ん?よっこいしょと気づいたらオモイ腰が立っていた。)
(ずこっ)
◯
(川柳)
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