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沖縄の高校受験が変わる!特色選抜について
これまでの高校受験の推薦入学は、各中学校で推薦者を決定していました。
令和7年度より実施される新しい入試制度では、生徒が自ら推薦し受験する内容になってきます。
これは特色選抜(とくしょくせんばつ)と呼ばれています。
ただし大学等のAO入試と違い、特色選抜+一般入試となり、推薦を出願した生徒も学科の試験を受験します。
沖縄県立高等学校入学者選抜における特色選抜制度の基本方針
1 意欲的な学習の態度や主体的な進路決定を促すため、生徒本人による 出願とする。(中学校長の推薦を受けずに出願できる。)
2 特色選抜の志願者は、特色選抜と一般選抜のそれぞれに出願する。 (受検機会を維持する。)
3 特色選抜の志願者は、一般選抜学力検査を受検することとし、その得 点結果は選抜の資料とする。
4 生徒が主体的に志望校を決定することができるように、各高等学校は 「期待する生徒像」、「育成したい生徒像」、「身につけさせたい力」 を作成し、学校・学科の特色をより明確に示すこととする。
上記を平たく言うと、
①生徒が自ら出願できる
②生徒の特性や個性を伸ばす
③全員、学力検査を受験する
④これまで通り受験機会を確保する
⑤ICT活用を推進する
特色選抜にはこのような特徴があります。
現行の推薦入学制度の3つの課題
これまでの推薦入学制度では、下記の3つが指摘されていました。
① 早期合格の手段としての傾向が強く、志望学科への興味や関心及び適性を有する 者を選抜するという本来の趣旨が活かされていない。
② 推薦入学合格内定者の一部に、その後の学習意欲の低下がみられる場合があり、 基礎学力の定着が十分ではない。
③ 各中学校において、推薦基準が異なる場合があることへの不公平感。
これらの課題を解決できるよう検討を重ね決定したのが、特色選抜制度です。
新しい入試制度と現行の入試制度
表の左側が新しい入学制度で、右側が現行の入試制度です。
特色選抜と一般選抜で、異なる出願が可能となっているのも特徴的です。
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沖縄県の新しい高校入試制度「特色選抜」は、令和7年より実施予定です。
受験生の個性や適性がより反映され、充実した高校生活を送ることができるよう願っています。
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