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「ご・は・ん」が理解できた時

吾子が先日、生後80日となりました。子どもの成長を鑑みるとまだそんだけしか経ってないのかと、でも育休はもうそろそろ折返し地点、遅いような早いような・・・育休は1年取ると言えば良かったなぁと(悔

さて、今回は実験というほどではないですが、簡単な観察を1つ行いました。今回は言語コミュニケーションについてです。

1. 観察方法|観察条件|計測について

観察対象:生後80日の乳幼児
観察条件:お腹が空く頃合いを見て実施
     ※舌を出したり、指しゃぶりや泣く等の要求がある前に行う
観察方法:目視
     お腹が空いて泣く前に以下の声かけを行い、表情変化を見る
実験方法:
>準備期間
2週間、授乳時に「ごはん」と声かけをしながら与える

>実験
以下の①〜④での表情変化を読み取る
①モビール(好きなおもちゃ)を見せて「モビール」と言う。
②モビールを視界から外し、「ごはん」と言う。
③①をもう一度実施。
④②をもう一度実施。


2. 結果|2週程度の声掛けで、”ごはん”=”授乳”が結びついた

②「ごはん」と言った時は目が大きくなりで笑顔に。③で表情が元に戻り、④でまた笑顔に。以上から”ごはん”という単語が”授乳”と結びついていると推測します。

補足をしておくと、準備期間中の10日目頃から”ごはん”という単語に何度か反応が見られたので(泣いているのがいったん止まる、表情が明るくなる等)、実験数日前には”ごはん”=”授乳”と結びつき、言葉の記号化ができていたのかなと思います。

3. 双方向コミュニケーション発芽への嬉々&期待

・・・お、お、お!
毎度、成長の兆しを感じると嬉しくなりますが、素晴らしいの一言です。
今までは吾子がお腹が空くだろう時間に泣くことでしかわからなかった一方向コミュニケーションが、”ごはん”という単語で吾子にこちらの意図が伝わり、笑顔/無表情で反応するようになったのですから。

この実験で僕は吾子がこちらの話す単語とモノや行為がいくつか結びついていることへの自信を深めました。ちなみに、”お風呂”という単語も、表情の変化から”ごはん”と同じレベルで定着していると思われます。

その他、”抱っこ”、”モビール”、”お外”、”お手手”、自分の名前も何か言われてるな、何かやるのかなといった感じで表情が変化したり、振り向いたりしています。

最後ですが、先週から吾子が喃語でこちらに話しかけてくることが何度かありました。こちらの目を見て、例えば「あぁ、あーあっ、やいやいやい、あー」と言った感じです。この1ヶ月で一番驚きました。

今まで単語で「あぁ」とか「うぅ」とか、こちらの話しかけに反応したり、口真似で「あうおー(母音の練習として)」とか「おーあー(おはよー)」とか返せるようになったりしてましたが、単語であって文ではなかったんです。それが、1センテンスとはいえ文章のように喃語を羅列している・・・意味はわかりませんが、吾子に意図があって声として発露している可能性は十分にあります。

ということで、符丁は合いませんが、何らかのコミュニケーションを吾子も言語でしようとしているわけで、それは自我や自己認識のレベルが上がった証だとも思います。生後3ヶ月目からの成長も楽しみです!

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