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赤ちゃんの世界へ

「Hello, World!」とはプログラミング言語の手始めに習うもので、1と0のデジタル世界の情報が文字となってリアル世界(画面)へ出力されてくる短いプログラムです。

// Hello World Program 
#include <stdio.h>
main( )
{
 printf("hello, world\n");
}

何が言いたいかというと、この世界に無かったものが現れるってすごいことだなと。赤ちゃんが僕たち夫婦のもとにやってくる。
「ハロー、ベイビー❤︎ ここが君の生きる世界だよ。
 でも君だけじゃない。僕らも君のいる世界線へ来たんだ!」
というわけで、お互い新しい世界の幕開けとなります。

1. 赤ちゃん、外世界を知る


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生まれて間もない赤ちゃんの視力は0.01~0.02程度、光を感じて白、黒、グレーの世界にいてるようです。約2ヶ月で赤と緑の区別が、約4ヶ月で青と黄の区別ができ始めます。生後半年でも視力は0.04〜0.08程度、最初は視覚で世界を捉えられないとわかります。

視力が低い理由は、脳の見る機能がまだ未発達だからで、目の見る運動と脳の見る機能を繰り返し使うことで、徐々に鮮明になるそうです。
2歳で視力は0.5程度、6歳頃にようやく1.0まで上がります。

ちなみに、生後半年で視力0.1~0.4とか、1.0ある子もいると眼科医のブログやコンタクト会社サイトで記載があり、外れ値なのか個人差が大きいと言うか、言葉を話せない赤ちゃんの反応の計測は本当に難しいですね。

2.

赤ちゃんは肌で世界を捉える

新生児(生後28日以内)の感覚器からの刺激と脳の反応、また、新生児の感覚器の機能説明を読んでいると、触覚 > 嗅覚、聴覚、視覚 >> 味覚の順で赤ちゃんは刺激を感じ取りやすいのかなと思います。

赤ちゃんの視覚 0.05以下のイメージ写真を上で載せていますが、これは誰が誰だかわからないですよね(苦笑)。親の肌の温もりや匂い、タッチの圧力が、肌を通して赤ちゃんが感じ取りやすいコミュニケーションだとわかったので、意識してたくさん抱っこやタッチをしてあげようと思います。

生後は視覚機能の発達に合わせて空間認識や見えの鮮明化が進みます。視覚刺激も増えることで、考えたり体を動かすためにフィーロバックをするので脳機能がさらに進展し、視覚刺激に対してどんどん脳も反応しやすくなるんだろうなと思います。

肌について補足しておくと、実は肌は温度や圧力、痛み以外にも、色を感じ取れます。また、皮膚上で情報伝達が行われるし、乳児期にはほっぺで味を感じることもわかっているようです。無意識下で我々の行動にも影響を与えている器官なようです。『第三の脳』傳田 光洋(著)は非常に面白かったので、書籍紹介でそのうち話したいと思います。

3.実験前の準備

さて、赤ちゃんが何から世界を捉え始めるのか大枠では掴めたので、子供の成長年齢に合わせて、感覚器の機能レベルや感覚器からの刺激に対する反応(認知や運動)について実験で確かめていきたいと思います。
以下に実験ジャンルを分けてみました。

◾️実験ジャンル
1 視覚
2 嗅覚/味覚
3 聴覚
4 触覚/温覚/痛覚
5 平衡感覚、回転感覚
6 記憶力
7 認知力
8 原始反射/運動能力
9 時間感覚
10 快や不快

やってみたいリストと
スケジュールを作っておかないと、おそらく
実行できないだろうなと。出産まで1ヶ月ほどあるので、生後3ヶ月くらいまでの実験を具体的に考えたいと思います。

4.誰でもできる簡単実験★

さて、実験と言っても素人がどうしたものかとなりますが、実は学生時代に『日曜ピアジェ 赤ちゃん学のすすめ』開 一夫(著)という書籍を見つけていて、紹介されている実験をまねるところから始めようかと思います。

書籍では、イラストと図解で、誰でも安全・簡単にできる赤ちゃん(0〜2歳)との実験を6つ紹介してくれています。

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実験を通して、赤ちゃんの脳と心の発達について知ることができるだけでなく、我が子への愛おしさも深められるとワクワクしています!



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