【発達障害／グレーゾーン】悩みの尽きない親子の関わり
こんにちは！子ども未来プランニングの春名です。
発達障害やグレーゾーンのお子さんとそのご家族の支援やサポートを行っています。
保護者様からご相談を受けるなかで、よく話題に上がるのが家庭内での関わりについてです。
特に発達障害やグレーゾーンのお子さんは物事のとらえ方や考え方に個性があることも多いです。
困った行動が気になったり、つい怒ってしまい、そのこと自体を保護者自身が責めてしまったりどうしていいか分からなくなってしまったり悩むことが多いように思います。
そこで、今日はペアレントトレーニングについて少しお話したいと思っています。
「聞いたことはあるけどなにがいいの？よく分かっていない」という方もいらっしゃると思いますので、ポイントや必要性について解説します。
ペアレントトレーニングとは
ペアレントトレーニングとは、子育てのスキルを学ぶためのプログラムです。特に、子どもの困った行動に対処するために、親が効果的な対応方法を習得することが目的です。
適切な対応を行うことで子どもの成長を支援します。
どんな効果が期待できるの？
1. 子どもの特性の理解
発達障害のある子どもは、コミュニケーションや行動面で特有の課題を持つことが多く、親がその特性を理解し、適切に対応することが重要です。ペアレントトレーニングは、親が子どもの行動や感情を適切に理解し、問題行動にどう対応するかを学べます。
2. 親のストレスの軽減
子どもを育てることは、親にとって非常にストレスのかかる状況をもたらすことがあります。ペアレントトレーニングでは、親が効果的なコミュニケーションや行動管理の技術を習得し、子育てのストレスを軽減する手助けをします。
3. 子どもの社会的・感情的発達を促進
適切な社会的スキルを身につけるためには、親からの支援が不可欠です。ペアレントトレーニングでは、親が子どもの社会的・感情的スキルをサポートする方法を学び、子どもの自立や他者との関わりを促進することができます。
4. 問題行動への対処法の習得
発達障害をもつ子どもは、衝動的な行動や感情のコントロールに課題を抱えることも多いです。ペアレントトレーニングでは、これらの行動に対する予防策や具体的な対処法を学び、子どもの困った行動を減らすサポートが可能となります。
5. 親子関係の改善
適切なトレーニングを通じて、親が自信を持って子育てを行うことで、親子関係の質が向上し、信頼関係を築くことができます。発達障害の子どもとの日常的な対話や接触がスムーズに行われることで、双方にとってより充実した時間を過ごすことができます。
まとめ
色々と書きましたが、簡単に言うとお子さんの行動を分析して適切な対応をすることによって、好ましい行動を増やして困った行動を減らしていくことによって、最終的には保護者様にとっての負担軽減やお子さんの成長を促せるのがペアレントトレーニングだと思います。
私自身もペアレントトレーニングを学び、「これはこういうことだったのか！」と気づくことや普段のコミュニケーションに生かせることがたくさんありました。
さらには、知識として学ぶだけではなく、実際に実践をする大切さも痛感しました。
全てを鵜吞みにする必要はないと思っていますが、今この瞬間子育てや家庭内での関りに悩んでいる方には解決のヒントになることもあるかもしれません。
「子ども未来プランニング」ができること
私たち「子ども未来プランニング」は、発達障害や特性のあるお子様をもつ保護者様を対象とした『オンライン教育支援1on1サービス』を提供しています。
特性のあるお子様のいるご家庭の、進路や将来設計といった悩み相談を数多く受け、解決に導いてきた専門スタッフが、ご家庭の悩みに寄り添い、一緒に解決策を検討します。
またご家庭の課題によっては、親から子への関わり方を学べるペアレントトレーニングもオンラインで受講することができます。
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