マイコプラズマが流行している模様
わたしがSNSでフォローさせてもらっている小児科医の先生が
「マイコプラズマ肺炎がでてます!」と投稿していましたので、さっそく調べてみました。
全国の感染症状況は国立感染症研究所HPで確認することが出来ます。今日はマイコプラズマ感染症についてお伝えします。
★マイコプラズマ感染症とは
マイコプラズマはこどもの場合、気道感染が肺炎などを起こし、主に学童期を中心に流行します。現在は乳幼児など低年齢の発病率も高くなっています。
★感染時期
一般的には秋と冬に多く発生します。2024年8月現在では西日本で定点2~3人となっていました。今から流行してくることも予測されます。
★症状
発熱・咳などの症状が出ますが、発熱が1週間以上になることもあります。また、他の細菌やウイルス感染を同時に起こし、肺以外の症状がでることもあります。頑固な症状が続くイメージです。
肺炎に進行した場合、高熱を繰り返す・激しい咳などがみられます。
★治療
自然軽快することがありますが、早期に抗生物質を投与し、必要に応じて咳止めを投与します。
症状がいつもの風邪とは違う、と感じた場合は受診し、かかりつけ医の診察を受けることをお勧めします。
適切な治療により、大多数のこどもは10日程度で回復することが多いです。
★予防
予防ワクチンはなく、日常生活での感染対策や免疫力向上のために体力をしっかりつけることが予防に繋がります。
・人の密な場所を避ける、マスクの着用
・室内の換気
・手洗い
・ビタミン補充。野菜や果実、適切な運動
・日常生活での掃除、消毒による健康モニタリングの強化
現在、夏かぜだけでなく、コロナウイルス感染症も流行しています。
(定点10~25人/8月)
感染対策はしっかりおこなっていただき、楽しい夏休みをお過ごしください🌞
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