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こどもの川遊びの注意点ー夏休みの事故ー
楽しい夏休みももうすぐ終わり。
最後に楽しく過ごそう!と家族でお出かけラストスパート!という
ご家庭もあるかと思います。
毎年、夏になると様々なこどもの事故がニュースになることもあるのですが、みんなが思うことは(まさかうちは大丈夫)
今日はこどもの事故で多い水の事故についてお伝えします。
★水遊びと安全
4歳以下では家庭内の浴槽で溺れる事故が多く、5歳以上になると屋外での溺水事故が増えます。
こどもが溺れる事故を経験した保護者の8割以上が「悲鳴や助けを求める声が聞こえなかった」と回答しています。
溺れるとき、こどもは声を出さず、静かに沈むのです。
プールや海、川といったフィールドへ出ていく学童期以降のこどもは、保護者の目の届かない瞬間も増えてしまうため、溺れた時の発見が遅れる可能性があります。
★実際になった事例
●家族4人で川遊び中にこどもひとりが流された。こどもはライフジャケットを着用しており、近くにいた人に助けられ、助けようとして流された親はライフジャケット未着用で死亡した。
●家族8名のうちこども3名が波打ち際で遊んでいたところ、高い波をうけ沖に流された。父親と付近で釣りをしていた男性が救助に向かったが、同様に沖に流され5名全員が死亡した
ほかにも毎年悲しい水の事故は報道されています。
★応急処置のポイント
☆まずは水中から引き上げ安全な場所で寝かせましょう。
反応がない場合→すぐに救急車をよび、胸骨圧迫を行います。
嘔吐する→体ごと横に向けて、のどに吐物が詰まらないようにします。
反応がある→衣服の交換や水のふき取りを行い、保温しましょう。
☆溺れた場合は、大丈夫そうに見えても救急外来を受診したほうがいいです。
★家庭での事故予防のポイント
☆川や海であそぶときは、必ずライフジャケットを着用しましょう。
☆事故の起こりやすい地形(水流)や天候は可能な限り事前に把握しましょう
☆5歳までは必ず泳いでいるこどもの手の届く範囲にいましょう。
☆適切な人数の監視員が配置されていないプールの使用は控えましょう。
☆年齢に見合った水泳技術の習得を目指しましょう。
気を付けていても起こりうるのが事故です。
予測できることは未然に準備して、楽しい夏休みをお過ごしいただきたいです。
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