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子供の育ち、親の育ち

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赤ちゃんと家族を守るデザインとはなんだろう?
医療の現場を豊かにして、働くスタッフの心を穏やかにできるデザインってなんだろう?
デザインの持つ力をもっともっと信じてみたら、もっともっと活用してみたら、きっと新しい価値観が創造できるんじゃないかな?
現場でできるデザイン、考えよう!

首が座らない時期の赤ちゃんはどんな時に泣くのか。これ、ママパパともにとても気になるところ。
答えは4つ。
1、腹減った
2、お尻が気持ち悪い
3、眠い
4、怖い
特に4は見落とされがち。真っ暗な闇、脚が不安定になる姿勢は、赤ちゃんにはとてつもなく恐怖に感じる。
大人でもそうかも?

子供には本を与えよう。
本を一緒に読もう。
読んで聞かせよう。
子供の横で、大人も読みたい本を読もう。
スマホではなく、パソコンでもなく、紙の本をめくる。
めくる音、紙の匂い。
そこに子供は無限の世界を観る。
本を楽しみ、夢を見て、ワクワクを共有する。
どんな時でも世界は広がる。

来週から再開される幼稚園・学校もある。そうではない判断の幼稚園・学校もある。どちらが正解なのかは今現在は誰も知らない。未来がそれを評価する。
今はただ、自分に出来ること、自分の家族に出来ること、自分の患者にできることを、愚直にやるしかない。
自分が判断する立場ならどうするだろう?

子供が生まれる。
母親の中で守られた時はいまの瞬間で終わり。
いまからのあなたは自分の背中と足でこの世界を感じて生きるんだよ。
この瞬間から、大人はこの子供をぎゅっと抱きしめることができる。
あなたの手でお腹の温もり以上に抱きしめる。
抱きしめて、感情を受け継いで、今を生きる。

子どもは木の棒一本あれば、杖になり、忍者の武器になり、ボール投げの線になり、家を守る神様になる。
全てのことに貪欲で、遊びと学びの境はとても曖昧。
いつから学びが優先、遊びが後になってゆくのだろうか。
豊かな遊びは豊かな学びの第一歩。
子どもと共に、遊び、学び続ける大人でいたい。

子どものやりたいことと、大人のやらせたいことは、必ずしも一致しない。
COVID-19の影響で学校に行けなくなった子どもは、自分のやりたいことと親のやらせたいこと、学校からのするべきことの間を右往左往。
学校教育という芯を奪われると不安定になるのは、子だけではなく、親もまた同じ。