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【事例紹介】大学が連携してつくるメタバース保健室で若者の居場所作り
「メタバース保険室」なる取り組みを見つけました。
弘前大学と東京科学大学(旧東京工業大学)が、インターネットの仮想空間「メタバース」を使った「メタバース保健室」の研究開発に取り組んでいる。匿名でどこからでも利用できるメタバースの利点を生かして、コミュニケーションや外出に苦手意識を持つ若者の居場所を提供し、メンタルヘルス(心の健康)の向上に生かそうという試み。18、19の両日、青森県弘前市の弘大付属中学校で生徒にバーチャルリアリティー(VR)の世界を体験してもらう企画が行われた。
共同研究は2023年度から実施。若者の居場所づくりを検討するほか、若者が仮想空間で、医療福祉・教育の専門家に相談できる環境を築けるかどうかも確認する。
19日の体験会には弘大付属中の希望者17人と保護者9人が参加。両大の教員・学生ら20人以上がスタッフとして加わった。
専用のゴーグルを着けた生徒がアバター(分身)となってVR空間を移動したり、アバター同士で「お化け屋敷のデザイン」をテーマにグループワークを行ったりした。 メタバース空間は初めての体験だという石田桜彩(さあや)さん(3年)は「不思議な感じだった。自分は相手の目を見て話す方が好きだが、苦手な人はいいかもしれない」と述べた。
次の実証実験では、12月から3月までの4カ月間、希望する生徒にVR機器を無償貸与し、生徒が自宅からメタバース上に集合して交流できるようにする。利用者の反応などを見ながら、今後の運用を見据えた検証を重ねる。
弘大大学院保健学研究科の斉藤まなぶ教授は「メタバース空間が、不登校の若者への支援に役立つのではないかと考えている。学校の保健室や相談場所が遠いといった地理的問題を解決する手段になるのではないか」と語った。
東京科学大工学院の梅室博行教授は「メタバースを保健室として運用していくには、医療福祉・教育などの専門家が関わっていくことが重要となる」と話した。
不登校といっても色々なパターンがあると思いますので、色々な居場所が社会や地域で準備されている事がとても大切だと思いますが、「メタバース保健室」も居場所の一つにはなりそうですね!
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