【ぽかぽかファミリー・9/28キタゴパルフェス③】無料で「貰える」ではなく無料で「いられる」
前回までは、有料の縁日・屋台である「メダカすくい屋」について触れましたが、今回はその横に私達が構えていた無料で遊べる「昔遊びブース」について書こうかと思います。
▼前回の記事はこちら
昔あそびブースとは?
ぽかぽかファミリーチームのあかねさんをリーダーとして、コマやけん玉、福笑い、だるま落とし等、幼児~小学生、大人(保護者)まで色々な年齢の子ども達が遊べるように配慮した昔遊びエリアです。
子ども達の滞在時間がとにかく長い
2~3分でいなくなる方も多いかなぁと思いましたが、実際にブースを開始してみると、とにかく子ども達や親子の滞在時間が長い!しかも、一回どっか行ってもまた戻ってくる子ども達も多くいまして、子ども達の居場所としてしっかり機能している実感を得ました。
「何故こんなに昔遊びブースに子ども達が滞在してくれたのか」を考えてみた
ブースの中には入らず、外からじーっと中の様子を観察していた代表理事の独断と偏見笑で3つのポイントをまとめてみました。
メンバーにぽかぽかファミリーの理念が浸透している
大きな家族のような場を作っていきたいというぽかぽかファミリーの理念を元に、昔遊びという場を通して子ども達に「居心地がいいなぁ」と思える場作りや関わりをメンバー全員が各々で考えながら動いていたのが良かったのかなぁと思いました(メダカすくい屋も同じ)。
大人も楽しむ、大人が楽しむ
ぽかぽかファミリーのくにさんは、実はけん玉がめちゃくちゃうまくて、子ども達の憧れの的でした。背中で語るではないですが、子ども達に楽しんでほしいのであれば、大人(保護者・スタッフ)も楽しめる空間である事が大切であると思います。大人の笑顔も子どもの笑顔も絶えない空間になっていたように思います。
空間設計もそこに関わる人も大切
昔遊びコーナーは、私達の理念が発揮される空間設計になっていなくてはなりません。理念を体現する為に「昔遊びの具体的なコンテンツは何がいいのか」や、「遊びの配置はどうすればいいのか」等を皆で話し合いながら進めた成果が発揮されましたね。空間設計もそうですが、それを設計する大人の存在も大切です。ぽかぽかファミリーのメンバーは本気で子ども達の事を考える素敵なメンバーしかいないなぁと、手前味噌ながら実感したしました。
無料で貰えるなのか?無料で過ごせるのか?
今回私達は「無料で昔遊びができる場」を提供しましたが、例えば、「無料で風船を貰える場」を提供したらどうでしょう。
確かに、無料で風船が貰えるのも子ども達は嬉しいでしょう。でもそれは、大きな家族のような場を作っていきたいというぽかぽかファミリーチームが考える理念を体現する手段としては違うと思います。
スタッフから道を歩く子ども達への声がけ一つで考えても、「無料で風船を貰えるよ!」よりも、「一緒に昔遊びで遊ぼうよ!」という声がけになる方が、私達の理念を実現していく事につながるように思えます。
「何故やるか?」を大切にしながらもメンバー皆で考え、実現していく。そのような強さとしなやかさをこのメンバーからは感じ嬉しく思いました。
本来は学童設立に向けて作ったぽかぽかファミリーチームですが、彼らと関わる中でより一層学童保育をつくりたい気持ちが増してきました!
縁日・屋台での出店先募集中!!
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