10/25(30時間目) 放蕩息子のたとえ
動画配信より先にクイズ等を公開します。
先生方の準備のためです。
こども達は動画配信を楽しみに待っててくださいね!
※本編では内容や表現が微調整される場合もあります。
今週のクイズ
まずはわかりやすいクイズから。
お金を全部使ってしまうような遊び、こども達にとってはアプリ課金とかがすぐ思い浮かぶかもですね。
これもわかりやすい。
ちなみにこのたとえはあくまで父なる神の愛について教えることが目的なので、「教育上いかなるバツを与えてはいけない」というメッセージではありません。
そのテーマは箴言にはしっかりと書かれていますね。
最後にちょっと難しいクイズを。
メッセージ中に直接言及してもいいのですが、あえてハッキリとは言いませんでした。
低学年以下の子には難しいかも。
お兄さんの性格を考えつつ、悩んで答えを出してもらいたいですね。
今週の暗唱聖句
ストレートな箇所。
直前のなくした銀貨やいなくなった羊と関連して出てきます。
伝える側としては、同じ大喜びを共有できているか問われますね。
今週の考えよう
あくまでたとえなので、この適用で。
しかし低学年以下の子にはたとえって難しいかも。
模範解答をいきなり教えるのではなく、その子にとって神さまはどんな方かを聞き出して、導けると良いと思います。
ここが主題ですね。
弟の劇的な回心よりも、父の甘さと、同じような愛をもってすべての人を歓迎しようとする神の愛がこのたとえのポイントです。
やはり人間の見事な悔い改めにではなく、神さまの圧倒的な憐れみに福音の力点があります。
じっくり考えてみましょう。どんな答えが出てくるか楽しみです。
今週のお祈り
「自分にいじわるをしてくる人のことも神さまは愛している」というのは大事ですが、そこから「私もその人を愛そう」となるのはかなり難しいです。聖霊の助けや時間が必要ですね。
ムリに愛そう、愛さなきゃと模範解答のよい子を迫るのではなく、「神さまはあの人のことも愛しているんだなぁ」と知ることがスタートです。
しかしそれも難しければ、まずは「いじめられているこんな私でも愛してくれている」で十分と思います。
テキストはPDFはこちら!(zipのダウンロードボタンです)
ひとこと
あまりにも有名なたとえですが、父の甘すぎるくらいの寛容さに注目するのがポイントですね。
この箇所について、ティモシー・ケラーは「放蕩する神」という本を出しています。
その中では「一番無駄遣いしているのは弟ではなく、こんな弟のためにパーティーを開いている父だ」という分析がされていて、なるほどその通りだと思いました。
どんな自分でも受け入れて、戻ってきたことを大喜びして下さるという福音です。
と同時に、「あなたが大嫌いなあの人のことも神は喜んで受け入れています。この事実を一緒に喜べますか?」という耳障りの悪さも含んでいます。
なんとも福音らしいですね…。
各地の教会や家庭で、こどもにも大人にも福音が届きますように。
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