お箸と白いお茶碗~ショップを立ち上げる時に考えたこと
こんにちは。KODAMAYAです。KODAMAYAを作るときに考えていたことを少し書いてみようと思います。
私たちがKODAMAYAを立ち上げるときに考えたことの一つが「お箸をもっと目立たせる」ことです。
普段食事をするとき、塗箸メーカーとしては当然お箸を気にして見てしまうのですが、実際はお箸はどうしてもお茶碗やお皿に負けてしまい、食卓での存在感が弱くならないでしょうか。
お箸はテーブルの上では、お茶碗やお皿に隠れて脇役になってしまいがちです。KODAMAYAを立ち上げるときに塗箸メーカーとして、お箸をもっと注目してもらえるようにするにはどうしたらいいか、ということを考えました。
たどり着いた答えの一つが「白いお茶碗」でした。元々お箸と相性の良いパートナーであるお茶碗。それも白いお茶碗とお箸を組み合わせることで、お箸がより鮮やかに、食卓で映えるのではないか。そう考えました。
白いお茶碗によそった白いご飯を、お箸を使って食べる。そんな日常の動作でも、お箸に焦点が当たり、テーブルが華やぐのではないかと考えました。
色んな産地で色んな器を見て回りました。白い器と色鮮やかなお箸を使うと、お箸が差し色のようになり、お箸が少し目立つようになります。
お箸は、食器の中では小さくてあまり目立たない存在かもしれません。しかし実は、色、柄、形状など細かく見てみると多種多様です。単純そうな色や柄でもよく見ると実は職人の技が使われていたり、思ったよりも多くの手間暇をかけて作られていることもあります。塗箸の製造は手作業の工程も多く、塗箸はとても奥が深いのです。
KODAMAYAとしては、単純に「お箸を売りたい」ということもありますが、お茶碗とセットにすることで、「もっとお箸を見てほしい」とか「お箸をもっと主役にしたい」という思いも持っています。
ぜひ、普段使っているお箸も注目して見てみてくださいね。
お箸が際立つような「基本の白いお茶碗」もまとめてみましたので、よかったら見てみてくださいね。↓