新しい門出は早朝散歩からそのまま手術!?近場で良かった不忍池
離婚後、個人事業主+パート(エステ)でなんとか生計を立てていた私。
とある7月の終わりでパートのお仕事を辞めることにしました。
個人事業主で安定して稼ぐことができた…というわけではないのですが時間的に両立が難しくなってきたのは事実でした。
エステのパートで得たふたつの宝物
エステの仕事で私は今もこれからも一生大事にしていくであろうふたつの宝物を得ました。
ひとつは大切な友達。
もうひとつは写真。
エステで出会った大切な友達が私にひとり旅の楽しさを教えてくれて、写真の撮り方も教えてくれました。
つまり今の私にめちゃくちゃ影響を与えてくれました。
初めて友達と旅に行ったのも彼女とでした。
色々なことを乗り越えなければならなかった当時、私たちは励まし合って、助け合って、支えあって色々なことを乗り越えてきました。
今もこれからもずっとずっと大切な友達です。
私は彼女からたくさんのことを学びました。
その中で彼女との出会いと同じくらい私の人生にとって大切なものとなるのが『写真』でした。
この世で最も苦手なこと
皆さんには苦手なことはありますか?
勉強が苦手、スポーツが苦手、歌が苦手…色々とあるかと思います。
私の苦手なことは図工と美術。
絵を描くこと、工作すること、造形全てが信じられないくらい下手で下手で。。。
いわゆる芸術的な分野は自分と最も無縁なものと思っていました。
当然写真もうまく撮れたことなんてありません。
反対に彼女は感性豊かな女性です。感性で生きてます。笑
写真もとても上手くて。
私には絶対に無理だと思っていたのに、一緒に遊びにいく中で写真を撮ったり撮られたり。
私の撮った写真にさりげなく、嫌味なくアドバイスをくれて。
数年間を共に過ごしていたら驚くことに私は美しい写真が撮れるようになっていったのです。
最後の出勤日翌日に決めていた蓮の撮影
彼女のおかげで写真を撮る楽しさを知った私。
初めはiPhoneだけだったけれど、当時仕事で使っていた一眼レフで仕事以外の写真も撮るようになりました。
なんだか季節のお花を撮ってみたくなり調べてみたら蓮の花が時期らしい。
上のの不忍池が有名らしい。
近いし行ってみよう!と。
私は朝活が好きなのですが、仕事のシフトは基本的に午前中から夕方。
自由になった退職翌日の朝に行こう!
そう決めたのでした。
予定通り最終出勤終了。
なんだかそこはかとなくお腹が痛いような。。。
でも、そんなことよりも解放感でいっぱいで晴れやかな気持ち。
翌日はもちろん予定通りカメラを片手に翌朝早朝に家を出ました。
愛用の帽子にサングラス、黄色いワンピースで気分もウキウキ。
ただ、最終出勤日に引き続きなんとなーくお腹に違和感を感じました。
まぁ、でもそんなに痛いわけでもないしそのうち治るかな?なんて。
その日は見事な快晴で7時過ぎでも暑い暑い。
不忍池に着いただけで汗だくでしたが、蓮を撮りながら進みます。
不忍池には、蓮を近くで愛でられるように池の内側の方まで入れる場所があります。
そこは大小様々なカメラを持った人たちが美しい蓮を収めようとしのぎを削っています。もちろん私もここで撮影。
普通に考えたらそこで撮るのがベストなんだけど、もっと良い花無いかなぁ。とお腹に不調を抱えつつ不忍池を一周。。。
ベストショットはやっぱりこの橋のところでした。笑
お腹はやっぱり痛くて、治まる様子は無し。
とりあえず目的のはすはたくさん綺麗な写真が撮れたのでホクホクで帰りの電車に乗りました。
家に帰れず緊急手術
痛みがちょっとずつ増すお腹に流石におかしいと思い、このまま病院に寄ろうと駅前にある内科を受診。
「これは…このまま紹介状書くので、総合病院に行ってください。」
(徒歩5分くらいのところに総合病院もある)
!!!!
盲腸が怪しいらしい。
全然歩ける状態だったのでそのまま徒歩で総合病院へ。
「いわゆる盲腸ですね。このまま入院&手術です」
えー!!!
「盲腸って手術以外にも薬で散らす的な治療もできるんじゃ…⁇」
「早い段階だったらそういう方法もありますが、腹膜炎になってしまうともう無理ですね。今、腹膜炎もあやしいです。
よくそんなに歩けましたね。」
「え、今手術ですか⁉︎急に言われても仕事とか…着替えとか…」
「じゃあひと通り検査が済んだら一旦帰ってもらって良いので、夕方また来てください。」
なんと言ってもダメでした笑
一度帰宅し、準備をしてそのまま手術&3日程入院しました。。。
旅というにはあまりにも近いけど、図らずも結局病院に3泊くらいすることになりました。
最後にちょっと自己紹介
アラフォーになった私は旅が大好きになって、
更に写真を始めたことでもっともっと旅好きになった。
今は滝とか山とか自然が満喫出来るところばかりを旅している。
写真家として実名活動しているが屋号は
『こだまのあそびば』
木霊がいそうな場所を写真におさめている。
お手軽に行ける場所、行けない場所とあるけれど
私の旅の記録を残して誰かの参考になれば良いなと思っています。