留学初日で事件発生!?フィジー留学体験記
フィジーは成田空港から飛行機で約8時間。オーストラリアの右手にある333個の島からなる国です。有名なリゾート地が多く存在し、また物価が安いため観光や留学にもってこいの場所です。
毎日、カレー!?!?
フィジーに着きました。日本と時差が3時間あります。飛行機では、あまり休めませんでした(笑)
夏休みの始めということもあって、飛行機は留学に出発する若者や大人が沢山の荷物を抱えていました。
フィジーは人口の約4割がインディアンです。インディアンは、ご存知の方も多いかと思いますが、毎日カレーを食べます。しかも、手で...
そのため、スーパーマーケットには沢山のカレー粉があります。
ホームステイ先のご家族はインディアンでした。毎日3食カレーです...。
しかも、これまた本場のカレーはめちゃ辛いです!!
なので、Familyに「Good !!!! But a little spicy」って毎日言っていました(笑)
日本語を話したら即退学
小学校を改築して作られた校舎には、ちなみに、学校内はEOPという制度が適用されます。
EPOとは「EnglshOnlyPolicy」という制度で、学校内では英語以外の言語をは使用禁止です。もし、校内で3回英語以外の言語を話してしまったら退学させられます。過去に退学になってしまった方もいるのだとか...。
初登校もなんとか英語で乗り切りました。中学レベルの英語力すら危ういぼくは、思わず日本語を使ってしまいそうでした(笑)
ちなみに、今回は以下の留学会社を利用しました。
初対面でもみんな友達
街から、バスに乗るために歩いてバスターミナルまで向かいます。子ども達と一緒に下校しました。子ども達は「BULA!」と大きな声で言ってくれました。
BULA(ブラ)というのは、歓迎や、こんにちはを意味するフィジーでの挨拶です。大人も子ども、フィジー人はとても優しくてフレンドリーです。
マーケットでは、フルーツや野菜、新鮮な魚などが売られています。マーケットを歩いてるときも「ブラ!」と笑顔で挨拶を返してくれます!!
カットパイナップルが50¢(日本円で26円程度)で売られています。
日本のパインよりさっぱりしていて、後味に全く渋みがないのでとても食べやすいです。安いし、大きいし、美味しいので、毎日学校帰りに食べるのが日課になりそうです(笑)
事件発生
17時になり、夕暮れも近いのでそろそろバスで帰えることに。
市民の主な移動手段はバスです。なので夕方には、バスターミナルには学校終わりの学生や仕事終わりの人で、お祭り状態。
ぼくは、帰りのバスの行き先が書かれた紙をなくしてしまいました!!
アクシデントすぎる・・・。知らない土地で、言語もまともに通じないので、ほんとに迷子です。住所はわかるので、バスを待ってる人らに尋ねると、「1番のバスに乗りなさい!」とか、「5番のバスだと思う。」だとか、「ここからは多分出ないわよ。TAXIに乗りなさい。」と言われたり。
夕暮れ直前で焦っていたぼくは、近くに居たおばあさんに思わず助けを求めました。
「家に帰れない!どのバスに乗ればいいか分からないから、助けて」と。
そしたら、「そんなこと気にせずに雑談しましょう!」と一言...。
ぼくは呆れて、もうだめだ・・・と思いました。
しかし、それでもおばあさんは笑顔でぼくに喋り続けています。そして、「カレーを一緒に食べに行きましょう!」と言われ、なぜか初対面のおばあさんとカレーを食べにいくことに...。
おばあさんは首を横に振りながら、
「心配要らないわ、私が払うから」
と言って、ぼくのカレー代も払ってくれました。
ナンにご飯、カレー3種の豪華なセットでした!
これまた、美味しい...!!!!
「家まで送るわよ。どこまで行くの?」と聞かれ、住所を見せると
「TAXIで行きましょう!」と一言。
家の方向が真逆にも関わらず家まで送ってくれて、
「私がTAXI代払うからいいわよ!」
と言われ、笑顔で帰っていきました。
ぼくは、笑顔で手を振りました。
おばあさんは、ぼくにカレーをご馳走してくれた上に、TAXIで全く方向が違うにも関わらず送ってくれて、家へ帰っていきました。
フィジー人は超優しい
日本で19年生活してきたぼくからすると、夢をみているようでした。日本では、知らない人と話しかけることすら、あまり受け入れられない雰囲気があるように感じます。
しかし、フィジーではみんな友達です。フィジーの人は優しいです。同時に、物を共有する文化で「ケレケレ」という文化があります。例えば、マーケットのレジで並んでいた時に、後ろの男性と雑談していたら、まとめて代金を払ってくれたり...(実話)
だから、お金さえも共有してしまいます。
それが、フィジー!
これからワクワクする留学生活が待っていると思うと、とても楽しみです!
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