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父から逃走

初めましての方は初めまして、そうでない方も初めまして、こだまです。

さてパート①とパート②を読まれた方はもうすでに父の事は知っているかと思います。

なかなか破天荒の父であります、母の足をローキックで粉砕するほどです、言わゆるDV親父でもありまして、それがきっかけになり母とこだまと弟で逃げる事になります。

こだまが小2から小3になる春休みの時ですね、はっきり覚えておりますよ、父が仕事に行っている間にボストンバック一つだけ持って3人で電車に乗りましたね。

なんとなくですがこだまは気付いておりました、大事な物だけ持って母が言うのです「もうここにはもう帰って来れないよ大丈夫?」と。

ええ、大丈夫も何もあの恐怖から逃れられるなら何も問題ありません、何度か電車を乗り継ぎとある駅で下車して少し歩きます。

小さなマンションに着きました、「今日からここがあんたらの家やで」

四畳半一間のワンルームです、もう既に母は出て行く事を決めていたんですね。

ここから僕らの新しい生活が始まりました、そう引くぐらいの極貧生活が!!!


次回、カップラーメン一つだけの食事、でも俺らは幸せでしたの巻

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