#48 過去問の効果的な活用戦略⑤選
本日は、秋口から本格的に始まります過去問の戦略的な活用法をご紹介してまいりたいと思います。
過去問取組み時の注意点
大手進学塾では、夏期講習にあわせて電話帳(有名中入試問題)の取組みが本格化してくると思います。
こちらは、これまでの単元学習の知識定着度の確認を図りつつも、本格的な入試問題への適応力を強化していくことが、大きな目的になります。
さて、志望校の過去問取組み時において、いくつかの注意点がございます。
上位校の過去問は、塾で過去に演習済み
大手進学塾とは言え、上位校の出題傾向にあわせて、無限に作問するのは、ほぼ不可能です。
そこで、大手進学塾では、ターゲットにしている上位校の過去問を題材に、数値を変えたり、文章に手を加えながら、作問し、子供達に出題しています。
つまり、開成、麻布、駒東、桜蔭などの最上位校の過去問は、既に演習済という問題が多数あります。
よって、過去問で合格者平均点を大きく超えて、一安心とならぬような心構えが必要になります。
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