【無料公開】#111 感動の授業
現在、オンラインにて全3回の「オンライン国語実戦ゼミ」を開催しています。こちらは、入試問題を使用しての本文の読み方、設問の読み方を中心に実戦対応できるようにするゼミです。
全3回の授業の内、2回目が終了しました。
物語文を2週連続で取り組みました。
参加者は、全て男の子で、小4と小5のお子様がご参加いただいています。
皆様、国語になんらかの課題を抱えていると事前にご連絡を頂戴していました。
1回目の授業で、物語文の読み方を中心に学習し、2回目は、ややテーマが難しい本文を使用して物語文の読解法の完成を目指して取り組みました。
命の灯火が消えそうな祖母の願いを叶えるために、主人公が必死の行動を繰り広げ、祖母の願いを叶えるという物語文の王道を行く内容でした。
冒頭30分を使用して、初読状態で読解にあたっていただき、問題に取り組む姿勢を画面越しに確認させていただきました。
どの教え子も真剣に集中して問題に取り組む様子を確認でき、物語文の読み方を理解し始めているなと強い予感を感じました。
その後、各人に物語の内容の全文要旨を発表いただくと、多少の粗さはあるものの、大きくハズレることのない全文要約を聞くことができ、大変驚かされ、また、大変嬉しい気持ちになりました。
私は、口癖のように、「読めれば解ける国語読解問題。だから、本文の分析的読解に集中するように!」と説明しています。
まさしく、本文の分析的読解を各人が展開している様子が画面越しにもハッキリと伝わってきました。
その後、場面分けを行い、場面ごとの中心事項の整理を行い、全文要約の中で見落としているところを全員で確認しました。
この段階で国語学習の7割は終了しています。
あとは、設問対応のみなります。
設問も、設問文章の読解ポイントを明確にしながら、選択肢文章の正誤を文章レベルまで確認して正誤判断を加えていきました。
なんと、驚いたことに、全員が記号選択問題を全問正解しており、まさしく「読めれば解ける国語読解問題」を一生懸命に体現してくれました。
わずか1回の授業での物語文読解法をしっかりと復習して、2回目の授業で実践して、記号選択問題を全員が全問正解したことは、教える側として、これほどの喜びはありません。
教え子全員の弾けるような笑顔を忘れることはできません。
子供は、学ぶことが大好きです。
しかし、学び方に間違いがあるとなかなか成果を出せないことが多いです。
大人でも努力に対する対価がなければ、努力を継続することは困難になります。
今回のゼミ生は、特に、謙虚であり、素直なお子様方が集まってくれました。
素直に読解法を実践し、懸命に目の前の問題に取り組み、想像を超える成果を残してくれたことは、講座を提供する教える側にも大きな感動を運んでくれました。
今回の教え子達を含め、私と共に学んだ生徒達の志望校合格を信じていますし、なにより、正しい努力を積み重ねて、大きな成果を残してもらうことを強く願っています。
最後までお読みいただき有難うございます。
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