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宇宙へ

こんにちは!!
JapanesSAKEリーマンの児玉純一です♪

宇宙、それは神秘的な空間
地球にはない空間が広がっています。
空気という人が生きていくのに必要なものがないところ。
太陽が届かない場所があること
また、宇宙はいまだに広がっていると言われています。
人が思いつかないようなことが起きているかもしれません。
分からないところがあるからこそ魅力的で引き付けるものがあります。
今日はそんな宇宙空間、そして深海の厳しさの旅に耐えた酵母で作られた日本酒があるとのことで紹介していきます。

宇宙への旅

2005年10月1日にロシアからロケット「ソユーズ」が打ち上げられました。
そのソユーズに乗り、一緒に宇宙を旅したのが高知県の日本酒酵母です。
その後宇宙ステーションに滞在し、生き延び、育ったのが、通称「宇宙酵母」
当時、宇宙酵母と、酵母を使用した日本酒は話題を集めました。
宇宙酵母はその後も途絶えることなく培養され、現在に至ります。

宇宙深海酵母

そして今度は2021年、一度宇宙へ行った酵母が深海へ潜ります。
海洋調査船と共に、深さ約6000メートルの深海へ。600気圧という過酷な環境を4か月間耐え抜いた一部の酵母が、晴れて通称「宇宙深海酵母」となりました。
ただ海に潜り、出てきた酵母という訳ではありません。
深海は、2019年の挑戦では全滅を味わった、とても低い生存率の環境。
もう一度酵母を鍛え直し、2021年の再挑戦で深海を生き抜いたわずかな酵母だけが「宇宙深海酵母」となれたのです。
宇宙深海酵母は、そんな力強さも兼ね備えています。

宇宙深海酒『深海の宇宙(しんかいのそら)』

このように、深海の宇宙は日本酒に関わる方々の大きな夢、情熱によって誕生しました。
それはただ単に珍しい日本酒というだけではなく、不思議と通常よりもフルーティーなお酒が醸されるという特徴があるようです。
ロマンと味わいの両面に秀でた日本酒は、冬の澄み切った夜空を眺めながら嗜むと格別です。
バナナ系の香りが爽やかに立ち上り、口に含むと広がる濃醇な旨味とあと切れの良い酸味が特長的。
こんなお酒が意外と安価に購入できます。

蔵元紹介

有光酒造場(ありみつしゅぞうじょう)は、明治36年に創業した、高知県安芸市にある酒蔵です。
端麗辛口の日本酒が多い高知県にあって、清流「赤野川」近くの井戸水を使用した、柔らかく優しい日本酒を醸しています。
高知県でも最も小さな酒蔵ですが、小さいからこそ可能な、昔ながらの手作り製法が各所で大変な人気です。
伝統と人間の技術を使用し手間ひまかけたお酒は、フランスの日本酒コンテスト『KuraMaster』で金賞・プラチナ賞を受賞するほど国内外で評価されています。

まとめ

今日は宇宙と深海の厳しい状況を耐えた力強い酵母を使用したお酒について紹介しました。
厳しい環境を耐えた酵母は通常よりもフルーティーな味わいになっているとのことですのでこれから日本酒を飲んでいきたいとおもっている方にお勧めです(*^。^*)

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