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コロナ受難「このままでは入試を行うことができない」

新型コロナウィルス対策の緊急事態宣言(以下、緊事)により学校が休校し、一部大学では休校分の授業料返金の訴えが起きている。又、緊事の期間が長期化することが懸念されることから休学を検討する学生が現れ署名活動に発展している。

緊事がいつ終わるのかは誰もが予測していることと思う。私の私見を言わせて頂けば、事態が終息するのは多くの人、特に若い人の殆どが免疫を持つ状態に至る時だと考えている。そこに至るには自然に免疫を持つに至った者、ワクチンが開発され免疫を持たない者の殆どに接種されることが必要だと考えている。仮に、ワクチンの接種が施されていない状態で緊事が解かれたとしても、ウィルスが蔓延し始めた当初の状態、例えば4月始めの頃の様相を緊事抜きに持続させることは不可能だと考える。そう考えてもワクチンが必須であることが容易に想定できる。

このように事態を想定した時、当然ながら自分の家族や、自分が運営する学校のこれからをどうするか考える訳で、学校の場合、このままでは入試を行うことが不可能だとの予測が頭に浮かぶ。よく考えてみて欲しい。今の状態で試験場に受験生を集めることなどできるだろうか?つまりワクチン接種の無い状態では入試を行うことができない。

コロナによる受難を最小限に留めるために積極的に手立てを考えている人は多いだろうと思う。日本中をみれば、このままでは入試が危ういと頭に浮かんだ人もいるだろう。ただ、私が懸念するのは、それにどうのように対処するかのシナリオを詳細に書き出している人間が意外にいないかもしれないことだ。文科省の中、大学の中にすでに動き始めている人間がいることを願うが、GWで収束することを期待し様子を伺っている人が殆どだろうと思う。実際書くとなると寝る間を惜しんで書くこととなる。そのような入試担当者が文科省と大学にはいるのだろうか。全般の後手後手を見る限り残念ながら期待することはできない。

コロナによる受難は各方面で起きる。最悪のシナリオを想定して最善の対処の仕方を書き出しておくことは大切なことだ。
我々の目の前にはSNSがある。
これによってシナリオを書ける人は書いてnoteなどに上げるとどうなるだろう。
文科省や大学を先んじ上回るシナリオが書けると思う。それにこれからの世の中ではそれが自然なこととなるように私は創造している。

もし、これを読んだあなたが自分の分野についてのシナリオを書くことに興味があるなら是非とも書いて欲しい。そういった人の思いが必ずコロナの受難に立ち向かう強い武器となると私は思う。

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