Vol.13 ワンパンマンのアンパンマンのことはワンパンマンを知る方なら皆さん既にお気付きのことと思います。でも私が気づいたのは今なのです。
今日長年大好きなワンパンマンを久しぶりに見ていて気づいたことがあります。
ワンパンマンというネーミングはきっとアンパンマンにかけている。
すみません、私、今わかりました。
アンパンマンに髪の毛がないので、ワンパンマンにも髪の毛がない。
さらに、アンパンマンに似せたスーツをワンパンマンが着ている。
気付いてから「すげーおもしれー」と思いました。
大発見です。
はなから馬鹿なこと言ってすみません。
頭おかしい?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも私はいたって真面目です。
すぐに気づきそうなものを、今の今まで気づかず今気づきました。
自分でもびっくりです。
見ているようで見ていない。
見えているようで見えていない。
私が言いたいのは
人によって物の見方が著しく違うということです。
人によって見えるものが全く違うので、人によって同じ授業を受けさせても学習することが全く違います。
皆さんが見えているものが私には見えません。
私は皆さんがつまらないと考えるようなものを必死に見続けています。
私が今見ているものは「手」です。
すみません訳わかりませんね。
手元という意味です。
それとかその瞬間とか‥
皆さんが捉えられる話の流れなどは私に捉えることができません。
ストーリー全体を説明したりすることはできません。忘れていますから。
私は「手」が世界を変えると考えています。
私は生まれ育ちが悪いので、放ったらかしに育ったので普通に育った皆さんがすぐに気づくことが私にはわかりません。会話したり、人から見せられたりして得られる情報に対して非常に鈍感です。極め付けは気づいても脳が大切だと理解できなくて全く記憶してくれません。所謂馬鹿です。
でも、この馬鹿めの口から言わせてください。
人によって見えるものは違います。そして学習していることも違います。
そのため学校で勉強すること、させることの多くは大間違いです。
私の口から言えることは個々の違いを全く無視することが如何に馬鹿げていることか・・ということです。
ようはワンパンマンとアンパンマンの関係に気づかないくらいに馬鹿なことをしているのです。
例えば英語の勉強。私に中学高校とさせた英語の授業、あれは完全に無駄です。
1ミリも役に立っていません。と胸を張って言えます。税金の無駄です。
一方で、私を東京芸大に合格させたこと。これは大正解です。
ワンパンマンのアンパンマンのことはワンパンマンを知る方なら皆さん既にお気付きのことと思います。でも私が気づいたのは今なのです。
世の中に学習しない人はいません。私のような勉強ができない者でも、成績に関係なく人は絶えず様々な発見をして様々なことを学んでいるのです。
まあ、ワンパンマンとアンパンマンの繋がりに今頃気づいた私はやっぱり勉強できないよな〜と思いました。後、私はクイズ番組が大嫌いです。
ワンパンマンの世界と同じようにランクの高い奴が能力が高いとは限らない。ワンパンマンの正解と同じでランキングされたヒーロー以外にも強い奴はいくらでもいる。
予備校の先生やりながら良くもまあこんなこと言えるな〜を思いますが、日頃企業のSランクだのAランクだのほざいておきながら‥。大学のヒエラルキーを受験生に言い聞かせながら、ランクを否定するようなことを平気で言います。
ランキングされたヒーロー以外にも強い奴はいくらでもいる。
大学教授や博士にならなかった奴の中には本当に頭の良い人間が大勢いる。逆に大学教授や博士になった者にもどっからどう見ても無能な奴は多い。もちろん大学教授や博士に優秀な人材は多い。
今日、全ての入試が終わり、予備校の仕事がひと段落したので、さあ、何をしようかと考えた挙句、見ていなかったビデオがあることを思い出して、昨日ワンパンマン2を5まで借りれたので全部借りて見た次第です。
今朝全部見終わって、これでまだ終わりでないことに気づき、最後まで早く見たいという気持ちを抑えつつ、犬の散歩に向かいました。
ワンパンマンを見終わって悶々とした頭のままで犬の散歩をしました。
家の犬は完全にわが車の虜となっています。
散歩の終わりにメルセデスかハイエースのドアやらフロントを爪でカリカリする。
彼のお気に入りは富の象徴メルセデスで、しかもコンバーチブルの屋根を開けて風を感じながら車でドライブ、というか彼にとっての散歩をします。
散歩の度にガソリン代のかかる金のかかる犬です。でも彼には富や地位など今はどうでもいいのだと思います。
カニヘンと言って小さめのダックスなので運転席の所にすっぽりと収まるサイズです。運転席は左にあるので、私の膝の上に収まりながら、左の窓から道ゆく人を眺めています。彼の悩みは何だろうとか考えながら、取りあえず最近はほぼ毎日ドライブします。我が家の子になった以上、我が家でしてあげられることしかできません。本当は野生で自由に走り廻って生きるのが一番良いんでしょうが、私のエゴで飼っているので、それは叶いません。せめてメルセデスくらいには乗せてあげようと思います。
私はたまに悪夢を見ます。
ひょっとしたら最近毎日かもしれません。
囚われているだけかもしれませんが脱却できずにいます。
ウチの犬と何らかわらないかもしれません。
随分立派な大学に行かせてもらい、そのことに囚われ、自分を苦しめ続けています。
私はたまに悪夢を見ます。
大学に7年浪人し、現実では合格して既に卒業しているのにまだ浪人している夢です。意識のどこかで合格していることは認識しています。でも夢の中の光景はまだ合格していない。合格しているのに合格していない状況にうなされます。
大学卒業後に見る悪夢は大学院に残り、博士課程まで行きたかったのに行けなかった悪夢です。
あの頃から何にも成長していないような気がする。
夢に大学の時の先生が出てきて大学に残りたいのか聞いてきます。
それで現実と同じように残ることを否定する。
もっと他に大切なことがあると考えて大学から離れる決断をした。
ワンパンマンにあったように地位や名誉の為に生きるのではなく。
本当に大切なものを掴むために大学を離れた。
きっとあの後大学に残って地位と名誉のためにこの20年を生きたのならそれも後悔していると思う。
悪夢を何度も見るのはまだ本当に大切なものを掴めていないからだと思う。地位や名誉はうちの子にとってのメルセデスという無駄なブランドみたいなもんです。
やっと今形にしようとしていると思う。これを掴むことが肝心。ワンパンで全部やっつける位の威力になればいいけど。
私の今の能力を考えると、今の国語力は今の生徒たちと変わらない程度の力だと思う。この力が学生の頃あれば、もしかしたら私は大学に残ったかもしれない。大学に残らなかった理由の一つにはディスレクシアがあった。
ディスレクシアで論文1つまともに書けない人間が博士まで残ってどうすると思う。
私の今の力を考えると国語と美術と体育以外の能力、数学、物理、英語、社会は圧倒的に高校生たちの方が間違いなく上だと言える。テストを受ければ全く点が取れないはず。でも、今の国語力なら全ての教科を改めて勉強し直せば高校生たちに負けない学力が手に入るかもしれない。でも、今からそれをすることに意味はないと思う。そのかわりに今まで私が見続けたものを死ぬまでに形にするべきだと思う。私が今更大学院に行き、博士まで行ったとしても世の中の役に立つことはなく、完全な自己満足に終わる。それがわかっていても悪夢を見続ける。
私が今更ワンパンマンがアンパンマンに寄せていることに気づいたことと同じように、私は他の人たちがすぐに気づけるようなことが気づかない。気づいてもすぐに忘れる。でも不思議と目は絶えず働いていて色んなことを見つけている。それに色んなことを覚えて、考えて、仕事をしている。でも、自分に出来ることが何なのかわからなくなる時がある。
ワンパンマンで今日、地位とか名誉という言葉が出てきた。そんな物のためにビクビクしながら生きるのは真平御免というのは変わっていない。
皆が笑って暮らせるようにしなければならないのは言うまでもない。私が見てきた美術の世界の人間は、コードだのモードだのクソみたいなこと。それと細々地位と名誉のために生きることしかしていない。あろうことか美術、アートの世界が笑って暮らせる世界ではなく、地位と名誉と守銭奴の世界に成り下がっている。証拠?はという人がいるかもしれないが、それは簡単に見ることができる。美術とアートの世界の中を覗いてみるといい、誰も笑っていない。美術とアートの世界で見える顔の表情は引きつり、はにかみ、仏頂面。以前テレビでお笑いのコンビが芸大に取材に行った際の映像を見た、案の定思った通りの芸大生の顔が映し出されていた。
私は中卒の父と包丁振り回して暴れ狂う高卒の母に育てられた。ワンパンに出てくる怪人を毎日生で見てきた。
中卒の父は私に良く言いました。「同じ苦労するなら金にならない所で苦労するより金になった方がいい」と。どこでも苦労はするのだから少しでも地位があった方が良いということだ。まあでも偉くなっても怪人に襲われることはある。父も母も私と同じように何でコイツがという奴が偉くなり、金を稼ぎ、幸せそうに生きる姿を沢山見てきたのだと思う。でも私が思うのはやはり見せかけだけの地位や稼ぎには意味はなく、本当に強い者だけが幸せになれる。ようは笑顔になれるか?だと思う。
地位や権力を持つものは美術やアートの世界には沢山いる。でも彼らの仕事は何一つ心に響かない。響くのは年収と社会的な地位のみ。一方で、アニメは元々地位や稼ぎはなくとも人の心を掴んできた。地位や稼ぎで考えるのではなく本当に世の中に必要なものを生み出す。それは成績にはすぐに跳ね返ってくるようなものではない。ワンのアンではない。これをやれば成績が良くなるとか稼げるという物事に飛びつくのではなく、本当に必要なものに手を伸ばすべきだと思う。
そう思いながら自分の手をじっーーと見ている。
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