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2つの命から気づけたこと

この1年で二つの命から大きく気付かされたことがある。

一つは、「生きている」ことで得ている幸せ。
もう一つは、理想的な最後の迎え方。


「生きている」という幸せ

生きているからこそ、愛することができ、愛するものと呼応できる
生きているからこそ、関わることができる
生きているからこそ、願望を実現することができる
生きているからこそ、触れることができる
生きているからこそ、成長を実感し、喜び合うことができる

生きているからこそ得ている幸せに気づき、毎日感謝することがある。
「何気ない日常が幸せ」とはよくいわれるが、このことを本当に実感しているここ1年。大切な人の命に教わったこと。

今日も、誰かが生きたかった1日を私は生きている。


理想的な最後の迎え方

純粋に「ありがとう」「お疲れ様」と言わせてあげられる死に方を。

先月、義祖母の99年にもおよぶ人生が幕を閉じた際に思ったこと。

自分の最後に口にする言葉は既に決まっている。
ただ、見送る側のことを考えられていなかったことに気づいた。

命ある限り生き抜いて、最後は見送る方が「ありがとう」「お疲れ様」だけを思えるような、見送る側に惜しまれることもなく、悲しみを与えるでもなく、負担をかけない死に方が理想的。

私の人生の最後のゴールにそんな死に方を付け加えました。

若くして亡くなってしまったり、急にポックリいくと、見送る側に負担をかけるかもしれないから、100歳まで、かつ死ぬ2週間前までは健康で元気に生きよう。


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