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オンライン忘年会なんてやりたくなかった

11月の半ば頃だったと思う。

「祝賀会と忘年会を兼ねたオンライン飲み会の企画と幹事をお願いします。」

そう書かれたメールが上司から届いた。
担当するプロジェクトが社内で表彰を受けたため、その報奨金を使って祝賀会を兼ねた忘年会をやろうと言うのだ。

正直このメールが届いたときの感想は、「ちょっと嫌」だった。(笑)

幹事自体ももちろん面倒なのだが、そもそも僕は大人数での飲み会が苦手だ。理由は人見知りな上にお酒にも強くないので、関係が深まってない仲でお酒を飲むことは苦行のダブルパンチだし、相手のことがわかるまで表面的な話をしている時間は、なんだか嘘をついているような感覚になって心苦しいからだ。(もちろん目上の方に気を使ったり、相手をリスペクトすることは大事なことだとわかっています。)

なので大人数での飲み会に参加した後に、
「飲み会好きじゃない?楽しくなかった?」と聞かれることがよくある。きっと僕の態度がつまらなそうに見えたのかもしれないが、そんなことはない。5、6人くらいの飲み会であれば僕はもっと踏み込んだ熱い話ができるし、もっとみんなを楽しませることができる人間のはずなんです。

なので、そんな僕は当然忘年会の企画も幹事もしたことがなかったし、そもそもオンラインの忘年会なんて今年になるまでしたことある人はいないだろう。今になって入社したばかりのときにオンライン飲み会を企画してくれた会社の同期に、申し訳なさと感謝を覚える。本当にありがとう。

と、ここまでオンライン忘年会が失敗したときのための言い訳をつらつらと書いてきたが、結論から言おう、オンライン忘年会はかなり盛り上がった。
飲み会が嫌いで幹事なんてしたことがない僕が、なぜオンライン忘年会をそこそこ成功に導けたのか?それには理由がある。

この、nonpi foodbox のおかげだ。

上司から届いたメールには続きがあり、

「ケータリングを各家庭に届けてくれるサービスがいくつかあるそうなのでちょっと調べてみてください。」

とあった。そこで、テレワークで身についたググる能力を最大限に発揮し見つけたのが、このnonpi foodboxだ。
今回このnoteを書いているのは、このnonpi foodbox が凄すぎて感動し、ファンになってしまったので、以下その凄さを少しだけ語っていきたいと思う。

① 個人情報の取り扱いが不要。

まず、nonpi foodbox がすごいのは、住所を集める必要がないことだ。
今回企画した忘年会は、自社以外の方も呼ぶことになっていたので、ケータリングを送るにしても住所を集める必要があった。
しかし nonpi foodboxでは、参加者に指定されてURLを送り、フォームを入力してもらうだけでケータリングの手配が完結するため、幹事が個人情報を取り扱う必要がないのだ。(以下フォームのイメージ)

② 飲み物が選べる。

大人数の飲み会で、自分で好きなものを選んで飲むことができない、と言う経験をしたことがある人も少なくないだろう。とりあえずビールの流れを断れなかったり、本当はノンアルが飲みたいのになんてこともあっただろう。
しかし、nonpi foodboxでは5種類ある飲み物のセット中から好きなものを参加者が選択することができるため、この心配がないのだ。

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僕も思わずアソートプランを選んでしまうくらいには、この仕組みにテンションが上がった。ビールが好きな先輩はA一択でしょ!と教えてくれた。

③ ケータリングが美味しい!!!

ケータリングは以下の写真ように、飲み物3種類、ピンチョス4本セット、アラカルトのおつまみ9種類と締めのリゾットが届くのだが、これがめちゃくちゃに美味しかった。
正直個人情報を扱うのが面倒で nonpi foodbox を選んだ部分もあるので、ケータリングの味には期待していなかった。なんなら、昔あったスカスカおせち事件のように騙されていたらどうしようとまで僕は思っていたが、これは杞憂に終わった。まるで自宅がモダンな居酒屋に変わったのかと錯覚するくらい美味しいケータリングがオンライン忘年会当日自宅にはあった。
何気ないことだが、参加者全員で同じものを食べると、初対面でも共通の話題が生まれるのでなかなかに盛り上がる。

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(和のプランの締めはお茶漬けだったらしい。こっちも絶対美味しいだろうな...)

④メニューに書かれていることが素敵。

ケータリングと一緒にメニューが届くのだが、その表紙に書かれていることがとても素敵だったので最後に共有しておきたい。

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オンライン飲み会を年齢や役職に関係なくみんなで最後まで楽しむポイントが書かれていて、便利なケータリングサービスというだけでなく、こういったところまでクリエイティブディレクションが行き届いることに、社会人1年目のひとりとしてとても感動してしまった。

2度目の緊急事態宣言が行われたこともあり、私たち国民に不要不急の外出自粛が求められている今、こんなサービスを使って見るのはどうだろうか。

それはこれまでの飲み会に比べると物足りないと感じる人もいるかもしれないが、今だからこその楽しみ方がきっとあると思います。

おまけ

実はオンライン忘年会でゲームを実施しようと思っていた。
その段取りもなんとなく考えていたのだが、思ったよりも集まった皆さんの会話が盛り上がったため今回はやらなかった。こんなゲームの方法があるよ〜という参考までに紹介しておこうと思う。

使い方は簡単で、部屋を作ったらそのURLを参加者に送るだけ。
9種類のゲームがあり、最大20人でテレビのバラエティ番組やクイズ番組さながらの体験をみんなで出来るのでとってもオススメです!(オンライン忘年会の前に大学の部活の同期と試しに遊んでみたのですが、かなり盛り上がりました。)

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