くろ

好きを抱きしめて、背筋を伸ばす。

くろ

好きを抱きしめて、背筋を伸ばす。

最近の記事

セールスマンの死

4月16日に高校の同級生とセールスマンの死を観てきました。 PARCO劇場は「大地」以来2回目の観劇。山本耕史さんが出演されない舞台をみるのは多分初めてです。 段田安則さんが主演で、福士誠治さん・林遣都さんが出ているとくれば、観ないわけにはいかないでしょう!と勇んで申し込んだら見事2枚当選、しかも名古屋出張ともニアミスでなんとか無事に観劇できたのでした、と。 1950年代のアメリカでよくある話だったのだと思うと、国としての先進性と資本主義社会の歪みが如実に表れているのに、

    • メンタリングの役割【論文メモ】

      突然ですが、3月24日(木)20:00よりHer Pivotフォーラム2022が開催されます。詳細は下記Peatixをご覧いただければと思いますが、なかなか聞くことのできない話を沢山聞ける滅多にないチャンスですので、奮ってご応募ください。 FIBAの基調講演やユーロリーグ、Bリーグで働く女性によるパネルを同時通訳ありで聞く機会はほぼないと思います。スポーツビジネスに興味がある方はもちろん、女性活躍に興味がある方、キャリアに迷われている方など、多くの人にとって実りのある時間に

      • 大体は大丈夫で出来ている

        ふと気がつきましたが、なんと社会人3年目が終わろうとしています。 あとちょっとで2年目ではなくなるのかぁ!とちょっぴり衝撃をうけました。 もしかしたら、そろそろ後輩が出来るのだろうかと根拠も何もない期待感も最近持っています。別に新しい人が入るとか何も聞かされていないので、本当にひたすらただの勘です。しかも当たらない勘、多分。 入社は2019年4月です。そのときに、2022年3月になったら、多分転職を考えているんじゃないかなぁとか書いてある当時の手帳が残っていて。 いや、

        • 無力感

          ひたすらに自身の無力を感じ、そして同時にその無力を振り払うように自分が出来ることに向かう日々です。 戦争が起きました。繰り返され、繰り返され、なんとか反省し、打開策を見いだし、次第に薄氷を踏むようになっていった冷戦後の国際秩序が、おそらく崩壊しているのだと思います。 無力感しかありません。 私はエネルギー会社にいます。人々の日々の生活を当たり前に成り立たせている電気を作る会社です。でも、私はそこに1ミリも携わっていないことに、今更ながら気づきます。 私は社内広報を担い、

          墓場が時々必要になる

          2022年も早2ヶ月です。ここ数年間では最も良いスタートを切っていますが、いつまで続くのか読めないのが人間ですよね、あはは。 キーボードを打ちながら気づきましたが、このnoteが22年初めての投稿になってました。 まぁ基本的にブログ系は「うすーーーーーーーく、ながーーーーーーく」続けるタイプなので、こんなもんでしょう。本当は転職したら1週間に1回くらいアウトプットする機会を作ろうと思っていたのですが、それはもう自分の中でも忘れたことにする方が精神的にも楽です。 墓場が必要

          墓場が時々必要になる

          仕事の仮説:内向きへの戦略

          流行り言葉は好きではないので、トレンドに関連する著書を読むとき他者がきっかけになることが多いです。 今回も例に漏れず、最近よく”聞きすぎる”知識に触れました。 大抵の企業にはミッション・ビジョン・バリューが整備されています。前職には割としっかりしたブランド体系があり、CIの整備にも相当な労力がかかっていました。今の会社にもミッション・ビジョンはホームページで公開されています。バリューは社外発信されていないものの、評価体系には取り組まれていて、行動姿勢に基づいて業務が出来たか

          仕事の仮説:内向きへの戦略

          仕事の仮説:情報を循環させること

          世の中には聞いたことも想像もつかないような職種がたくさんあります。こと、PR領域においてもそうすし、そもそも人によって/企業によってPRが包括する範囲が全く異なる場合も少なくないように感じます。 PR(Public Relations)の定義として最も有名なものは『体系パブリック・リレーションズ』といわれています。 冒頭に職種と書きましたが、決して企業だけが実践することではなく、「組織体」(政府、官公庁、NPO・NGO、教育機関など、組織であれば広く該当すると理解できます

          仕事の仮説:情報を循環させること

          備忘録的な、日記的な

          転職したら月1回くらいはnote書こうと思っていたのですが、暇だったのは最初の2週間くらいで、その後は駆け抜けて5ヶ月目を迎えようとしているところで、備忘録も兼ねて。最近のことを少々。 転職してからの日々8月1日から新しい会社での仕事が始まりました。 なんせ2年3ヶ月での転職だったので、第2章スタートといった気持ちもなく、いつもの練習場所と違うところに行く、くらいの気持ちです。良い意味で。 元々求人の職務内容はWeb関係だったのですが、「業界知識もWebの経験もいりません

          備忘録的な、日記的な

          正解にする話

          お昼間暑くても涼しい秋風が吹く季節になりました。 夏が苦手な私としては、1年で一番好きな、そして一番短い時間がやってきたなと、ふと安心してしまいます。 ”正解にする話”というのは、座右の銘とは言わないものの、最近よく意識する言葉。前の会社を辞めるタイミングでも、お世話になった方に伝えた正直な気持ちでした。 「選ばなかった未来のほう」 大好きなポルノグラフィティの大好きな曲の一つが、「スロウ・ザ・コイン」という初詣の曲に出てくる一節。 この曲の良さは何かしらのサービスで聞

          正解にする話

          はじめまして

          初投稿ではないですが、はじめまして。くろです。 好きなアニメを見ていたら急に自己紹介を書きたくなり、鉄は熱いうちに打て、ということで。 普段は会社員をしています。普通です。社会人3年目で、1回転職経験があります。なんなら21年8月に転職して、毎日てんてこまいです。だからnoteが恋しくなったのかな。 "書く"リハビリもしていないので、こちらの質問をベースに書きます。 70は確実に無理なので、飽きたらやめます。では。 01.亡くなったミュージシャンを一人だけ復活させられ

          はじめまして

          自分で、決めたくせにね。

          忘れもしない昨年10月1日に「辞めたい、辞めよう」と初めましての感情と対面して、はや8ヶ月。その間、感情が一定だったわけではもちろんなく、浮上や沈没を繰り返しながら、自分の今までとこれからに向き合ってきました。 キャリアの棚卸しや、希望のキャリアプランの整理がままならないまま、迷走することから始まり、原点であるスポーツに関わる仕事をしたいという気持ちがぶり返して挑戦したこともありました。もちろん、準備のできていない状態でうまくいくほど、器用な性格ではないので、結果はお察しで

          自分で、決めたくせにね。

          "等身大"の話

          等身大の私を見て欲しいとかいう話ではなくて、自分をフラットに見ることによる安定感と安心感について。今モヤモヤしているからこそ残しておこうかなと思います。 私は私の両親のもとに産まれることが出来て幸運でもあり、不幸でもあったなと常日頃から思っています。芯のしっかりした教育方針はよくもまぁそこまで貫けたね、と感嘆に値するところもあれば、そこは子供の言うこと聞いてくれても良かったんじゃないの?疑念を持つところもあります。 良かったなと思う一つの教育方針が「あなたは中心人物でもな

          "等身大"の話

          現在地と、半歩先の風景

          学部生時代に半年ほど、転職エージェントのスタートアップでインターンをしていたことがあります。そこに辿り着いたのは全くの偶然だったのですが、大手企業が正義だと教育を受けてきた小さな蛙には広すぎる大海でした。キャリアとは何か、自分らしく働くとは何か、自分ではない誰かの、会うまでどこの誰だか分からない方のキャリアを本気で考えるという仕事の重さに、当時はただただ凄いなぁと感心してばかりでした。 それから…6年?7年?くらいの月日が流れ、私も晴れて社会人となり、無事ではなかったものの

          現在地と、半歩先の風景

          動こうかなぁ的な

          私が初めて「会社を辞めたいなぁ」と思ったのは2020年10月1日で自分の中の記念日なのですが、それに匹敵する出来事が最近も起こりまして、我慢できず動くことにしました。 とはいえ、本音を言うとスキル不足だしまだ早いんです。中途採用はスキル一本だと思っていますし、経験や自分の価値を話すにはまだ不足しているなと感じるわけです。 その矛盾と戦いながら、求人票と睨めっこしている毎日です。お昼休みと終業後に見て、履歴書や職務経歴書の書き直しを重ねているのですが、やってみて気づいたこと

          動こうかなぁ的な

          その燻りを大切に飼いたい

          大学に入るまでに浪人1年間、大学を卒業してから+αの学び期間ということで院で2年間を経験した以外、私はごくごく平凡な、普通の、型通りの生き方をしています。 アカデミアの世界に強烈な憧れを抱いた時期もあったものの、自分にこなせるとは到底思えず、多くの学生と同じように就活をして、拾って貰ったメーカーで仕事をしています。”いつかは”と思っていた広報に新卒で配属してもらえたのは、院で勉強していたことが活きた小さな証かもしれません。 自分の希望通りという意味で、不満はないですし、傍か

          その燻りを大切に飼いたい

          また、

          DAYSありがとう。 最終回、最高に「らしい」ストーリーでした。 安田先生、連載お疲れ様でした。 次の作品も楽しみにしています。

          また、