「オペラ座の怪人」25周年記念ロンドン公演がすごい!
クリスマスはお気に入りの映画を見て、ゆっくりと過ごす。
「オペラ座の怪人」は、私がクリスマスに見る映画の定番中の定番である。
さて、今年はどれにしようかと見繕っていたら、Amazon Prime Videoで「オペラ座の怪人」25周年記念ロンドン公演が100円レンタルの対象になっているのを見つけた。この公演が行われた2011年、ぜひ観たいと思っていたがその時は機会に恵まれなかった。その時のことを懐かしく思いながら軽い気持ちでレンタルしてみた。
すごい、凄すぎる・・・。
最初のオークションのシーン<Overture>で、修復された当時のシャンデリアに光が灯り、瞬く間にオペラ座全盛期にタイムスリップするかのような、あの演出。
それがこれでもかという大迫力の舞台装置とオーケストラで、一層圧巻のシーンになっていた。たちまち「オペラ座の怪人」の舞台に引き込まれていく。
そして、もちろんキャストの歌唱力も素晴らしい。
ファントム、クリスティーヌ、ラウル・・・全員歌のレベルが高い。
不朽の名作、それも有名なアンドリュー・ロイド・ウェーバー版だけでブロードウェイ版、ロンドン版、映画版、それに劇団四季版など、数多くのバージョンのあるミュージカル「オペラ座の怪人」。
それが確かな実力のあるキャスト、骨太なオーケストラ、そして最新鋭の舞台装置により非常に高いレベルにまで高められたのが、この25周年記念ロンドン公演ではないだろうか。
私は「オペラ座の怪人」が大好きで映画版、劇団四季版を何度も観ているが、この25周年記念公演は本当に素晴らしいと断言できる。
しかしこの25周年記念公演、私が本当に感動したのはカーテンコールである。
ネタバレになるので書けないが、一言で言って「最高!」に尽きる。
「オペラ座の怪人」が本当に好きなら、堪らないに違いない。
恐らく、ロンドン初演からのファンなら泣くだろう。
これがAmazon Prime Videoで100円なのだ。信じられない。
購入も500円でできると知り、即購入したのは言うまでもない。
何はともわれ、まずは観てほしい。
ミュージカル史に残る作品と出会えて幸せである。