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0806 それでも信じられない人へ 2 他者編

高知のひがし 土佐弁ニュース マダサリです

今日のテーマは「それでも信じられない人へ 2 他者編」

「信じる」ことを少し深堀りしてみる続編です
コ○ナ騒動の根幹に関わることでもあるので、まだの人はぜひ
「それでも信じられない人へ1 本人編」を先に見てから今回のをどうぞ

人はなぜ信じるのか、それを二通りの立ち位置、視点でみてみると
本人側と、他方:自分以外の人や物事がどうであるか があります

こちらも5つの可能性を書き出してみました
(前回からの連番になっています)

6 目の前で事象、現象が起こる

目の前で何かを目撃するほど説得力のある「信じる」はないでしょう
事件や事故、自然災害、誰かの行動や発言など
今はスマホですぐ撮影できるし、ドライブレコーダーや町のいたる所に監視カメラがあり、目で見る証拠はいくらでも撮影できます
突然起こった自然災害や事故などリアルな映像をテレビニュースで見ることもよくあります
また、政治家や芸能人の失言、失態もすぐに公になります
当人はどこで誰に撮られているのか分からなず気が休まらないでしょう
昔と違い周囲全員パパラッチ状態です

7 教科書、書籍、論文など記録されている
物理的なもの

一般に学校で教わる教科書を疑うという児童生徒は少ないでしょう
子ども達は本にも親しみます 大人も同様です
本は選り好みはしますが、いちいち疑っていてはウカウカ読書もできません

論文は普段私たちには馴染みがないですが、大学、大学院生、医者など学者が研究をまとめたものを論文として執筆します
学生の場合、担当教授の指導の元、最終的に世に出していいかどうかは審査されます。学者の場合、それを学会で発表し公に知られることとなり、場合によっては専門誌や書籍として出版されることもあります
いわゆる学術書というもので、研究の集大成とも言えるものです

8 多くの人が同じことを言っている
(数の論理)


これは3番の洗脳と同じ理屈です。
一人や二人では信じられなくても、多くの人が同じことを言っていたら、
「実ははそうなのではないか」と思うようになるというものです
あまりいい例ではありませんが、私の住む町では
飲食店で「あの店はあまり美味しくない」と誰かが言い始めたら
それがたちまち噂になって広がり、実際食べたわけでもないのに
他の人に「あの店美味しくない」とつい言ってしまっている人を
時々見かけます
私は内心「実際食べたんか?」とツッコミたくなります
お気の毒ですが、そういう店の末路は決まっています
田舎の恐ろしさです
一方、東京など都市部では行列ができているので安心して入ってみると全然美味しくなかった、ということが多々あります
行列、というのも数の論理ですが、信用してはいけません

9 信じるに「値」する人である


人望がある人、学者などの有識者、テレビやネットなどでたくさんの支持者を持ち影響力がある人(インフルエンサーと言います)のことです
彼らの発言を疑うことはあまりないかもしれません
テレビのコメンテーターに大学の教授、医者、弁護士などが出演しているのも、専門家としての意見を聞くことで信憑性を高めるためだと考えられます

10 身内、好きな人など

おおむね地位がある人が9番だとすると、10番は好きな人や身内になります
家族、親友、愛する人、好きな小説家、タレント、よくみるYoutuberなども9番に入る人もいれば、ファンであれば10番に入るでしょう
5番の「自分自身が信じたい、そうあってほしいと強い願いを持っている」と似ているところもあります

ここまで、「信じる」ことを深堀りしてみました。まとめると、

本人がどういう人か、どのような心理状態や状況環境か
1 素直な人、子ども、性善説を信じている人など
2 本人が病気など危機的状況に追い込まれている
3 何度も何度も同じことを刷り込まれている状態、洗脳
4 本人の経験や知識に照らし合わせて信じるか否か
5 自分自身が信じたい、そうあってほしいという強い願いをもっている

他方:自分以外の人や物事がどうであるか
6 目の前で事象、現象が起こる
7 教科書、書籍、論文など記録されている物理的なもの
8 多くの人が同じことを言っている(数の論理)
9 信じるに「値」する人である
10 身内、好きな人など

他にもあるかもしれませんので考えてみてください
あなたがいま、
信じていることがどの項目が当てはまるのか
信じられないのは、どの項目がひっかかるのか

信じる、信じないを客観的に分析するヒントになるかもしれません

次回は、もっと深堀りした回になると思います
びっくりするような例をたくさん用意しているので、ぜひお楽しみに

ありがとうございました

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